ターレス
エジプトに留学経験あり。
三角測量法をギリシャに持ち帰る。
ソクラテス
偉大なる軍人にて、石屋(墓作り)の息子として生まれる。
プラトン
レスラーにてアカデミア(大学)の創始者。
数学、体育、哲学の教鞭を取る。
アリストテレス
37歳までアカデミアに在籍。
「万学の祖」と言われるほど、医学、科学、天文学にも精通し、天動説の提唱者と言われる。
後にアレクサンダー大王の家庭教師に。
アウグストゥヌス
カトリックの神父になる前は、異端のマニ教に傾倒したり、ワル仲間と梨盗みを自慢したり、学生時代に人妻との間に子供を作ったりと破天荒な教父哲学者。
そのことを綴った著書「告白」は大ベストセラーとなる。
デカルト
中世の眠りを呼び覚まし、近代哲学の幕開けのきっかけとなった彼は数学者でもある。
パスカル
デカルトの批判者も、理科の授業で有名な物理学者。
スピノザ
「私の神はスピノザの神だけだ」
と天才アインシュタインから絶対的に支持されている彼も、屋根裏部屋でレンズ磨きをして生計を立てていた。
ライプニッツ
当時、後進国ドイツ出身というハンデを背負いながらも、「モナド」「予定調和」という現代でも通用する単語を産み出した。ドイツの官職にも就き「成功者」としてはダントツの哲学者。
しかし、その功績は「微分」を発明した数学者として。
但し、日本の関孝和の方が早く発見している。
そしてライプニッツはニュートンより早く「万有引力」を発見していたが、ニュートンの方が先に発表したりと、いろいろと不遇。
キルケゴール
神学者にて牧師の資格を持つ。
学生時代は放蕩もして、散財のツケを父と兄に肩代わりさせていたが、個人の現金収入は「ラブレターの代筆」などしていた。
ヤスパース
心理学者にて精神科医でもある「心のスペシャリスト」でもある哲学者。
哲学を学んだのは三回目の大学で。
奥さんがユダヤ人との理由だけでナチスから迫害を受けるが、彼は頑として出頭を拒否し、奥さんと自宅に立て籠る。
出頭期限が迫り、ナチスが強制的に踏み込まれるか?という直前に、アメリカ軍がドイツに介入し、事なきを得る。
本当の「リア充哲学者」はヤスパースだと思う。
サルトル
母国フランスに気球兵として従軍。
ノーベル文学賞も授賞した作家でもある。
日本に来日した時は、学生運動のシンボルとして英雄扱いされた。
(終り)