訃報:大豊泰昭氏(元プロ野球選手) | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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中日ドラゴンズ
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阪神タイガース
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で活躍した元プロ野球選手の大豊泰昭さんが1月18日に亡くなられました。
51歳でした。
死因は急性骨髄性白血病。祖国台湾で経営する飲食店をスタッフに任せ、闘病に専念した結果でした。ご冥福を祈ります。

正直、熱狂的な阪神タイガースファンの私は、1998年にトレードで阪神に入団することが決まった時は正直嬉しくありませんでした。

一本足打法で特大ホームランを打つことはあっても、三振も多い大豊選手を歓迎出来ませんでした。

案の定、当時の打撃コーチや監督の評価は厳しく、

「フォークボールがあれば高校生でも打ち取れる。」

「バットじゃなく、テニスラケットが必要だ」

とまで言われました。

しかし、当たった時のホームラン、それも大事な時に打ってくれた時の感動は特別でした。

特に中日の守護神岩瀬投手から打った逆転サヨナラホームランは決して忘れられません。

台湾地震の際にはチャリティー試合を呼びかけたり、時には審判やファン、球団幹部に激昂する愚直過ぎる姿勢は見習いたい部分もあり、心に残る選手でした。
日本と台湾に貢献した選手でした。
短いながらも全力で駆け抜けた51年だと思います。

ご冥福をお祈り致します。