今度はホントに改札を抜けて…。

新松戸駅から流鉄線の幸谷駅は近い。
わすが80メートル弱で向かい合わせになってて、これは流石に迷わない。

幸谷駅で流山まで切符を買ってホームに向かう。
流鉄線は

全6駅が直線に並んでて、おばあちゃんが住んです流山駅は終点だから今度は気が楽だ。
ホントに一時間くらいの距離で東京駅と全然違うわ。
流石千葉県…。
ほどなく電車は到着し、地方在来線の乗り心地は都会の心臓部とは全く違った。
たった1日、一時間ちょっとでホントに有意義だった。
何の心配もなく流山駅

に到着したが、問題はこれからだ。
そう時間が早すぎる。
パパとお母さんに腹が立って始発で出たから、まだ朝の6時代だ。
流石に失礼過ぎる。
先方は「着いたら迎えに行くから電話して」と言ってくれてるが、時間を潰す必要がある。
舞花や他の友人の様に漫画喫茶やファミレスは私に取ってハードルが高すぎる。
だから私には…。

ZO-3(通称ゾウさん)ギターがある。
そう、スピーカー内臓型の小型エレキギターだ。
旅行荷物も持ちながらフォークギターは重すぎる。
それもあるし、正直、フォークギターは弦が固くて苦手です。
適度に音をギュイ~ンて歪ませながらのエレキでの弾き語り。それも通勤ラッシュ前の早朝からの路上ミュージシャン!それをこの千葉の流山で実践しよっと♪
ライヴでやるようなロックバンドのコピー曲よりも、駅の近くを行き交う人と今の私の心情を考えると…。
きみのいくみちは
はてしなくとおい
だのになぜ
歯をくいしばり
きみはいくのか?
そんなにしてまで
(若者たちより)
**
私が一番最初に弾けた曲。
私の歌声よりもZO-3の珍しさが目を惹くみたいだけど…。
注意されたらすぐ移動するつもりだったけど、みんな僅かに私に視線を注ぐだけで誰も私を気にしない。
ライヴハウスとはわけが違う。
注意されるのも怖いけど、全く相手されないのも心が傷つきます。ホントにみんなどこに行くの?