特撮ヒーローウルトラマンにおける、ウルトラマンが「母性の象徴」ならば、「父性の象徴」は何に投影されているか?
と、いう問題でした。
解答は
「地球防衛軍」

です。
何故、地球防衛軍が「父性の象徴」か?
それは彼らには怪獣と戦う「責務」があるからです。
ウルトラマンと地球防衛軍の違いは「強さ」だけではありません。
ウルトラマンに住民票はありません(笑)。
ウルトラマンは国防兵器ではありません(笑)。
国家として、国の危機が訪れたら、税金で組織された地球防衛軍の戦闘機

が出陣しなければならないのです!
最初からウルトラマンをあてにしてはいけないのです。
強い弱いや、勝つか負けるかではありません。
やるかやらないかの問題です。
それが「長」たる責任を追った「父の役目」なのです。
父性とは本来、責任ある立場の者が降す「決断」なのです。それは政治的判断が要求する「打算と妥協」に近いかもしれません。
母性が「絶対的力の象徴」に比べ、脆弱で卑小に映るかもしれません。
しかし、どちらを選択しても批判される状況の中で、それでも決断するのが「父が正しく治める」と書いて「政治」なのです。
あまり描写はありませんが、負傷者や住民の避難誘導は地球防衛軍の役目です。
ウルトラマンは救護をしません。怪獣と戦うだけです(笑)。
で、皆様の回答ですが…。
この問題をリアルの知り合いに出せば
「地球防衛軍」「怪獣」「変身前の主人公」の三つくらいになるのですが、ユニークな回答ありがとうございました。
mizuhaさんの「カラータイマーによる時間的制約」はある意味正解です!
無尽蔵にウルトラマンが戦えるならば、逆にウルトラマンは人間から疎まれる存在でしょう。
そこに「父」を象徴する「規制」「制約」があって、ウルトラマンというヒーローが成立してるとは、私自身が新たな発見でした。
「テレビ局、制作サイド」という紫苑さんも、ボケに行ったつもりでしょうが(笑)「視聴者率が芳しくないければ容赦なく打ち切り」との回答は正しく責任を負う父性故の政治判断です。
「拳で殴らないウルトラマン」という回答は、敵はバルタンだけじゃないし、光線で殺すし…、理解不能でした。終