プリキュアに学ぶ「自分を守る」 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

今日はフィギアを買いました。
140422_1724~01.jpg

ハピネスチャージプリキュアのキュアプリンセスです。

このシリーズは道徳教育にとても良いです。
私が好きな話は空手の話です。

強い敵に苦戦するプリキュアの二人は、日常でも身体を鍛える為に、友人のせいじ君の勧めもあり、空手を習います。

その時、ヒメちゃんことキュアプリンセスが言います。

「空手で敵をやっつけたい。」

「防御の練習なんてつまんない!攻撃をやりたい!」

とワガママを言います。

せいじ君は

「そんなんじゃ駄目だ。
俺は『自分を守る為に』空手をやってる」

と言いました。


はい、こういうことは、少年漫画ではお決まりです。
敵に勝つ強さと、自分に打ち克つ強さとの違いを、厳しく単調な訓練から学ぶのはバトル漫画では定番です。
しかし、これが女の子向けアニメで作中のメッセージとして伝えてるのにとても感動しました。

ドラゴンボールの初期で、亀仙人のじっちゃんも、「自分を守る為」を説いてましたが、当時小学生の私は、カッコ良く敵を倒す強さだけに憧れて、言葉の意味をわかってませんでした(笑)。

柔道経験者として、身体を鍛える事は「礼」の心が最初にあり、不当な暴力とは違うということを、幼いうちから教えるのはとても良いことだと思いました。しかも対象が小学生以下の女の子というのがよかったです。

ハピネスチャージプリキュア。これからも楽しみです。