
ハピネスチャージプリキュアのキュアプリンセスです。
このシリーズは道徳教育にとても良いです。
私が好きな話は空手の話です。
強い敵に苦戦するプリキュアの二人は、日常でも身体を鍛える為に、友人のせいじ君の勧めもあり、空手を習います。
その時、ヒメちゃんことキュアプリンセスが言います。
「空手で敵をやっつけたい。」
「防御の練習なんてつまんない!攻撃をやりたい!」
とワガママを言います。
せいじ君は
「そんなんじゃ駄目だ。
俺は『自分を守る為に』空手をやってる」
と言いました。
はい、こういうことは、少年漫画ではお決まりです。
敵に勝つ強さと、自分に打ち克つ強さとの違いを、厳しく単調な訓練から学ぶのはバトル漫画では定番です。
しかし、これが女の子向けアニメで作中のメッセージとして伝えてるのにとても感動しました。
ドラゴンボールの初期で、亀仙人のじっちゃんも、「自分を守る為」を説いてましたが、当時小学生の私は、カッコ良く敵を倒す強さだけに憧れて、言葉の意味をわかってませんでした(笑)。
柔道経験者として、身体を鍛える事は「礼」の心が最初にあり、不当な暴力とは違うということを、幼いうちから教えるのはとても良いことだと思いました。しかも対象が小学生以下の女の子というのがよかったです。
ハピネスチャージプリキュア。これからも楽しみです。