真田正行
某有名国立大学法学部に合格し、夢である裁判官、弁護士に一歩近付く。教職を奨める父、祖父と小さな対立はあったが時間をかけて説得するつもり。
内藤京子
勿論、愛するまー君と同じ大学に合格。付きっきりのキャンパスライフをひたすら楽しみにしている。
真田正行の存在が京子の夢そのもの
武田輝
全国では無名な為、Jリーガーの道は厳しいかと思われたが、地元J2チームの入団テストに合格する。
高坂瑞穂
夏に悲願の全国制覇を成し遂げ、実父への雪辱を果たす。
なでしこリーグからオファーを全て断り、スペイン男子プロリーグへの入団を切望し、持ち前のワガママで周囲と世間を騒がせ、一時は時の人となる。
最終的に兄の居るドイツの女子ブンデスリーガに落ち着く。
最多優勝回数を誇るフランクフルトを彼女は選択。
しかし、憧れの選手、リオネル・メッシとの対戦は諦めていない。
榎田徹
卒業後は次兄と会社を立ち上げる予定だったが、ビジネスの一環として、高坂瑞穂の海外移籍を纏めるエージェント見習いとして尽力する。
彼女を説得出来たのは、パートナーである三好真理亜先生の力が大きい。
「高坂瑞穂をいつか必ずレアルマドリードに入団させてみせる」
と、スペインでプロスポーツ選手のエージェント(代理人)として修行を積む覚悟をする。
三好真理亜も時を見計らい、渡航するつもり。
片倉士郎
武田と同じくプロテストを受けまくるが、全てのチームから断られる。
一時は瑞穂に付き添い、ドイツに行くか悩んだが、中学の恩師の誘いもあり、体育大学で再びボクシングを始める決意。
プロサッカーよりもプロボクシングよりも、オリンピックが夢となる。
暫くは遠距離恋愛。
島敦子
彼氏の居る大学ではなく、その近くの大学の文学部に合格。
艶やかな筆致で男女の結びつきを描いた彼女の小説が、世間から認められる日も近い?
南部彩
誰もが最愛の一橋蒼磨と同じ大学に進学するかと思われた。しかし、全国大会で活躍した彼女に、最も熱心なオファーを出した浦和ダイヤモンドレディースに入団することを決める。
それが彼女の最もやりたかったことだから。
高坂瑞穂の好敵手として、いつかは海外移籍を希望するかもしれない。
が、世間知らずの彼女がチームに順応することが必要。
****
そして来る2月28日に北条学園卒業式が行なわれます。
数多くの方のご来場をお待ちしております。(続)