あくまで魔が挿しただけなんだからね!2 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

「ベルゼバブよ、お前には軍の統括を一任していたが、この度の余の『作戦』にまで助言を…お前は本当に頼れる副将軍だ。」

※あくまでメモなんだからね!

第一の罪『大食』の魔王ベルゼバブは魔界の副将軍です。
サタンに賛同する悪魔を統括し、『魔王軍』を一から築き上げた功労者です。
「大食」とは大飯食らいの罪ではなく、自らの力量に合わない行為、行動による罪、即ち「制御出来ない力」を裁くのがベルゼバブです。
よって最も『大食でない』ベルゼバブは悪魔や人の適性を見抜く能力に長け、適材適所な人員配置で強大な魔王軍を組織したのでした。
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「いいのよ、これでも人間界の事情なら私の方が先輩だし、溜まってる仕事はベルヘェゴールちゃんに任せてるから♪」

「ベルゼバブ様酷い~!僕だって休みたいし、たまには人間界行きたいよ~!」

※あくまでメモなんだからね!

第二の罪『怠惰』の魔王ベルヘェゴールは…。はい、皆様の予想通り、怠惰の罪を裁くという通り、彼自身は魔界一の働き者です。

美しい少年の姿をした彼はベルゼバブのお気に入りです。
勿論、彼の特性を見抜き、上手に働かせるのはベルゼバブの手腕なのですが…。
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「あら、ベルヘェゴールちゃんも人間界に行きたいの?
私の生活費も稼いでくれるなら連れてってあげるわよ?」

「なんで人間界でもベルゼバブ様の分まで働かないといけないんですか~?」

「ベルゼバブ様、あんまりベルヘェゴール君をいじめちゃ駄目ですよ!」

「アスモデウスちゃん!いつ魔界に?ツアーは終わったの?」

「ええ、パリ、ロンドンと大成功よ♪
東京のコンサートまで間があるから戻ってきたの。
それより…。
サタン様、報告があります!
グラシャ・ラボラスが人間の少女に私のことをまるで好色オヤジみたいに吹聴したんですよ!文学の悪魔・カールクリラノースとして、理数の悪魔の私が嫌いなのはわかりますが、3000年前の昔話を小学生に信じ込ませるなんて魔界裁判ものですぅ~。」

※あくまでメモなんだからね!

第四の罪『姦淫』の魔王アスモデウスは、世界中で大人気のロリータアイドルです。
かつては色欲の権化のようにその姿が噂されてましたが、少女の姿をしたアイドルに夢中なる方が、性犯罪の抑止になると、イエスの死後に転生を選び、毛むくじゃらの男性から永遠の13才になり『えっちぃのは嫌いです!』の「ASMO・アスモ」ちゃんとして大人気です。