「神」を哲学するニヒリスト? | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

「暇つぶし」

「退屈しのぎ」

それは人間に与えられた偉大なる才能である。

そしてこの才能は人間がおそらく唯一と言っていいほど、「神」に人間が勝っている点である。

「馬鹿にするな?
全てにおいて人間を越えてるから『神』なんだろ?」

と言いたい人の気持ちもわかる。

だが、そもそも考えてみてくれ。

「神は暇を持て余し、退屈しのぎに人間を造った。」

「暇つぶしで生まれさせられた我々は、神よりマシな退屈しのぎを知っている(笑)。」

「何故なら我々は愛無くして命を創れない。」

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はい、ただのつぶやきです。

存分に笑うもよし、批判するもよしです。

「神」を「神々」でも、「ヤハウェ」にしても構いません(笑)。

個人的にはお笑い芸人のモンスターエンジンさんが

「神様コント」を封印したのが悲しいです。
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で、飲み屋のヨタ話にならないように補足すると、物理と数学で神を証明したのはデカルトです。
彼は「イエス、ノー」クイズを進めると、全ての設問に「絶対」「完全」を当てはめると、便宜上の無限大=神が存在すると解きました。

一方、論理学では「神」の定義に限界を感じる面白いパラドックスがあります。
それが、

「万能な神は万能な神以上のものを作れるか?」

という命題です。

答えはありません。

頭の体操として受け止め、日常を豊かにする哲学は人生のメインディッシュにはなりませんが、抜群の調味料になることを感じていただければ幸いです。

お付き合いありがとうございました。

S-ソクラテス
P-プラトン
A-アリストテレス

K-本名orキルケゴール

より。