「裁きの雷MAX!」
「ジュエ~ル!」
(スライムレディが元の姿に!一撃でヤリティエを全て除去するとは…アイアンジャスティス底知れぬポテンシャルを秘めてますね…。)
「ナイトメア将軍!美空ちゃんより、自分の心配したら!?」
(雷呪文を放った後すぐに私の眼前に!)
「これはクラスメートと、大谷先生の怒りよ!『雷鳴拳!』」
やったです。ジャスティスがナイトメア将軍を殴り倒したです。
「ううっ!電撃の麻痺は追加効果ですね。
仕方ありません。『ダークイリュージョン』」
「あぁ、待ちなさい!まだ私の仕返しが…。」
「そこまでになさい、ジャスティス。
一人で将軍相手に良くやったわ。」
ジャスティスを止めた声の主。
それはジャスティス達を戦士に選んだ人物で私とマキちゃんの主人であるマリアでした。
「マリア…どうしてここに?」
「三年生がテストで、ホープが校外学習なら、私が来るしかないでしょう?
さぁ、少なからず貴女の雷でダメージを負った子を助けるわ。」
「マリア、貴女が魔法を使うと…。」
「この星の空気と重力じゃあ、エナジーを消耗するけど、仕方ないわ。
『ハートフル・ドリームス(癒しの夢見)』」
甘い香りがグランド内に漂い、電撃で多少のダメージを負って気絶してた先生と生徒が穏やかな眠りにつく。
30人近くを一瞬で眠らせ、傷を治すマリアの大呪文。
やはり主人の魔法は桁違いです。
「目が覚めるころには夢だと思ってくれるといいんだけど…。」
「その通りね、ジャスティス。
でも…先生の心の傷まで私は治せないわ。」
「ナイトメア将軍、ホントに許せない!女の敵だわ!」
「ジャスティス、私は幾らか貴女に許せないことがあるんですけど…アイ、説明してくれる?」
「はいです。包み隠さず報告させていただくです。」
「アイちゃん、非道いよ!一緒に魔王軍を倒したのに!」
「更衣室に大切なアイアンマテリアルを置き忘れたこと。
そして大谷先生が口移しでヤリティエを注入されるのを食い入るようにただ見てたこと。
そして…。」
「ジャスティス、誰がお仕置きされて喜ぶ担当ですか?」
「私は確かに幼児体型だが…いい度胸だ…。」
「敵に私達の巨乳をバラすなんて…。」
駆けつけた仲間達!
アイアンマテリアルの通信機能を忘れてた!
「♪お仕置き♪お仕置き♪」
秘密指令室にはさやかの鳴き声とお尻を叩かれる音が響きました