男子チーム
FW 武田輝 片倉士郎
MF 相良優矢 一橋蒼磨(南部彩のご主人様)真壁一樹(島の彼氏)
鈴木拓也(伊東茉奈の彼氏)
DF 芹沢倫(最上由紀の彼氏)柿崎亮太(伊達さやかの保護者) 真田正行 西九条純(5分前から里見愛の彼氏)
GK 榎田徹
女子チーム
FW 三好真理亜 中島恵
MF 柳生恵里菜 高坂瑞穂 伊東茉奈 島敦子
DF 里見愛 最上由紀 南部彩 内藤京子
GK 伊達さやか
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「ええなぁ~、女子の先輩方は殆ど彼氏持ちで~。
この試合観てる側はイライラするだけやねんけど。」
「美空、女子はまだいいよ。
男子なんかDFに一人も本職いないんだぜ。」
「ホンマやなぁ、男子の4バックは最後まで全員一人もんやってんなぁ~」
「美空、来年は俺らもこの試合出ようぜ?」
「何や赤松くん、安国寺くん連れて来たら試合出れんで?」
「バカ、俺『達』ってのは…。」
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「ちょっと、三十路過ぎの私に走らせないの。
私は適当に徹めがけてシュートするだけよ!」
「はい、三好先生撃って!」
「おい、真理亜!さすがにそれは完全にオフサ…。」
「えっ?何?」
「ビュン!」
「……。」
「……。」
ルール無視の、オフサイドお構い無しの三好先生の弾丸シュート!
榎田先輩の長髪をかすめ…。
「プスプス…。」
「焦げてる!俺の髪が焦げてる!」
「え~?今の駄目?
う~んサッカーて加減が難しいわね。もっと強く蹴った方がいいの?」
三好先生はオフサイドでノーゴールだったのが、キック力の無さでノーゴールになったと思ってたみたいです。
「さ、真田!
お前、ずっとずっと試合に出たがってたよな?
キーパーお前がやれよ!」
「死にたくねーよ!
柿崎!これからはお前の時代だ!
キーパーやれ!」
「まだ右手治ってないから無理です!
いや、治ってても無理ですって!」
***
「やれやれ、急造ディフェンス陣に、キーパーがあれでは…。
勝負にならんな…。所詮は余興か…?」
「まあまあ瑞穂、男子は殆どが素人なんだから…。」
「ごめんなさい士郎…!私はお前と同じピッチに立てるならそれでいいのだ…。」
高坂先輩はわかりやすいデレになるです。
「彩くん、サッカーをしてる君を見る為に、東京から来て良かったよ。」
「そう、私と南部ちゃんは夜は別のた…。」
『島さん!』
次回最終回