休日は本屋で
「中二病あるある」
という本を立ち読みしてました。
読み返すことも無いだろうと購入はしませんでした。
はい、数年前から言われる「中二病」または「厨二病」を最後の哲学者として、哲学したいと思います。
哲学者、特に実存主義者は決して逃げません。
自らの人生を自らの哲学に捧げたセーレン=キルケゴールや、カール=ヤスパースのように。
で、「中二病」なんですけど、思春期特有の(中学二年生くらいが多数該当)
1 社会を知らぬゆえ
2 自己の可能性を過大評価しがちで
3 眼前の現実問題よりも、超自然的なことに傾倒しがち
4 非常にパーソナルな問題で親しい者と共有し難い
と、大きくまとめられると、私自身は考えます。
一昔前は「第二次反抗期」などと揶揄されてましたが、これは大人主導で、遥かに距離を置いた傍観者視点の言葉です。
対して「中二病」を使用するのは主に高校生、大学生が自らの中二病や弟妹を見て「中二病」だったと、当事者視点で内自発的に生まれた言葉ということです(勿論、ネットの発達もあります。)
本に書かれてたのは所謂「少年漫画の読みすぎ」的な男の子が
1 ノートにはオリジナル魔法の呪文大系表が書かれている
2 背後を取られることを極度に嫌う
3 黒の革手袋があればテンションマックス
4 気がつけば一日一回「滅びの呪文(バルス)」を唱えてる
5 写真は必ずジ●ジョ立ち
などありました(笑)。
まぁ確かにこのくらいの年は「ケンシロウよりラオウ」、「アムロよりシャア」なアンチな物に憧れると思います(笑)。
尾崎豊の曲に傾倒するのも該当するかと(笑)。
かく言う私は小学5年で少し早かったですね。
極度にリアリストな兄と私は反りが合わず
「目に見えない大事な物もあるんだ!」
と毎日ケンカしては泣いてました(笑)。
その当事は天文学者になりたかったり、汚れなき一生を終える為に仏門に入りたいとか、「哲学者」って言葉を知ったのもこのころでした。
しかし、6年生で仏教界の醜い派閥争いに嫌気がさした私は少しずつヒンドゥーのシヴァ神に憧れ、卒業文集に
「破壊神になりたい」
と書いしまいました(笑)。
今風に言うなら「黒歴史」ですね。
そういう若き熱病を中学では柔道、高校では勉強に、上手く情熱に転化出来たと思います。
斜に構えるのは楽ですが、火中に飛び込み知ることも多いです。終