テッペキハイスクール 3 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

4月17(金)五時間目

今日は遂に運動部の部紹介です。
まず先に武田主将お気に入りの新体操部やテニス部が高校生らしい溌剌としたパフォーマンスを披露したです。

みんな昨日の真樹ちゃん率いる軽音部に度肝を抜かれて、必死のアピールです。
尚、昨日のパフォーマンスで軽音部には部員が殺到して、ヴォーカルの真樹ちゃんは三年生が一人、二年生が二人、計三人が勢いで告白して撃沈したです。
全く羨まし…。
いえ、下心丸出しの男なんか羨ましくないです!
ただ私の漫研には例年通りのオタ男しか入部しなかったです。
サッカー部や野球部とはひと味違った、病弱で繊細な芸術的紳士が入部してほしいです。
まぁ、どうせこんなこと先輩方に言えば「少女漫画の読み過ぎ」と言われるです。

あぁ、そう言ってる間に野球部の番です。

「一球入魂!
君の魂のストレートで僕たちと甲子園に行こう!」

三年生中心のイケメン野球部軍団の中に伊東茉奈ちゃんの彼氏の鈴木くんもしっかり居たです。
流石は時期エースです。
茉奈ちゃんはしっかりダイエットに成功しないと鈴木くんに逃げられるかもです。

そして女子より先に男子です。
壇上に上ったのは榎田先輩でした。

「…大きい…!」

「凄い綺麗な長髪…。」

191センチのイケメン登場にインパクトは抜群です!
比較的冷めた新入生も驚いたようです。

「守護神の俺を攻略したい漢!
守護神の俺を控えに追いやりたい漢!

待ってるぞ!」

キーパーユニフォームに身を包んだ、榎田先輩の話が終わると同時に、交代で真田先輩がユニフォーム姿で壇上に上がったです!

「ウチの守護神への挑戦権は、まず俺を攻略してからだ!以上、真田正行!」

対面式の挨拶を利用したです!
流石、真田先輩!

「え~、あれ生徒会長さんだよね~!?」

「凄~い!サッカー部のキーパーだったんだー!」

「でもさっきの長身の人の方がレギュラーってこと?
メンバーが充実してるね!」

冷めた新入生に二人の「競演」と「共演」で興味を引いたのは確かです。
真田先輩は対面式の時から計算してたかもです。

そして遂に私達の高坂先輩が…。

「えっ?凄い!トリック?」

「仕掛けあるんだろ?」

天才的リフティングパフォーマンスはインパクト十分です。
そして…。

「…私の下僕になりたくば…スパイクにキスしに来い…。
経験は問わん…。」

島先輩の原稿は過激です!高坂先輩も…