今日はいつもの小説ブログの更新はせずに
3月11日という日は命を考えることに費やしたいです。
震災により多くの命が失われたにも関わらず、世の中にはそれとは別に失わなくて良い命が失われる悲劇が繰り返されています。
今現在を生きている私達に出来ることは、人が人を傷つけない社会に貢献することだと思います。
「豊かさ」の本当の意味を考える日を、どうか一年に一日ぐらいは作って下さいませ。
私にはどうも、誇大広告で不安を煽り、買わなくても良いものを買わすのが経済の活性化には思えません。
人が人らしく、道徳と倫理に満ちた社会にこそ豊かさは存在すると思います。
去年の2月、私は社会不安障害とパニック障害、そしてそれらを気にするあまりに鬱病を併発し休職していました。
妻の献身と、母の言葉。
そしてブログを通じて出会った皆様の支えにより私は復職し、復職してから一年無事に仕事をすることが出来ました。
今だから言えます。
私はもう病ではありません。
本当にありがとうございました!
そして私のように何かその兆候を抱えている方に伝えたいことは、
「事故や病気や災害などの突然の不幸により、日常が壊れる時もあるでしょう。
しかし、突然の不幸に苦しんでいる人は突然の幸福が訪れることを忘れがちです。
どちらも貴方の日常です。
大切なのは結果ではありません。
道のりそのものです。
どうか頑張らない生き方も視野に入れて、今現在を大切に生きて下さいませ。
『理想の未来』が『貴方自身を傷つける貴方』を生み出さないことを望むばかりです。」
震災から二年。
ご冥福を祈ります。
今、生きてる方の幸せはそれ以上に祈ります。
今日も皆様にとって良い一日でありますように。