キルケゴールの健康観と世界平和 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

「健康とは弁証法的である」

とデンマークの哲学者キルケゴールは述べてます。

つまり健康とは決してそれ自体を認識せずに、「病気ではない」または「不健康ではない」
と言う反証によってのみ示される。
と言うことです。

1840年代にはまだ血糖値やメタボなんて心配されてなかったから当然の見解かもしれませんね。

でも、現代だって「太った」「痩せた」は感じても、日常に「丁度いい」を認識しませんよね?

嗚呼、きっと世界平和も「危険ではない」の弁証法でしか証明できないのかも知れません。

平和とはただの災厄のインターバルでしかないのかも知れません。
次にいつ地震が来るか?
とか、
次にいつ戦争が起きるか?
ではなく、ただ単純に
「前に起きてからどれくらいの沈黙があったか?」
と言う危険と危険の息継ぎが長いか短いかだけなのでは?
と考えてしまいます。
この世界が、この地球が健康であることを何よりも望みます。
その為には意見の違う人との協力も必要でしょう。
特に今の日本は直面したことのない危機に切迫していると思います。

「協調性が大切なのは学校で学んだ。
しかし、協調する相手には、相手にも協調性がある場合と無い場合がある。
学校は前者の前提でしか私達を教育してこなかった。」
by SPA-k

それでも永遠の平和を心から願います。