最初にソフィーの世界を読んだ時には見落としてた文章です。
「ソクラテスは、人間に死を宣告すると言う事に反対した。」
と言う一文です。
率直に聞きます。
皆様はどう思いますか?
たった一文なので色々な解釈ができます。
まずこれは医者による不治の病に対する「余命宣告」なのか、或いは裁判官による「死刑宣告」即ち「死刑制度の廃止」を求めたものなのか?
答えは出なくて当然ですが考えることが大切と思います。
まず「余命宣告」なら、ソクラテスはやはり、患者の心が折れてしまうことを心配したのでしょうか?
患者の知る権利として、真実を伝えることが医者の勤めとなっている現代です。
しかし、「気は心」で知らない方が日々を楽しく元気に生きることが出来るのでしょうか?
次に「死刑を宣告することに反対」なのは、
「人間が人間の命を裁く権利はない」と言ったところでしょうか?
どちらにしても敬愛するソクラテスが、わたしと違う考えで驚きを隠せません。
私はやはり、死刑制度には賛成ですし、患者の為に医者は全てを話す方が良いと思ってるからです。
考えるほどわからないので、皆様の自由な意見お待ちしております。
今回はソクラテスの様に「尋ねる」「知りたい」と言う立場をとりたいです。
コメントお待ちしてます。