哲学とわたし | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

現在必死に親鸞研究中です。
まとまった文章が書けるのにもう暫くかかりそうです。

そこでこれまでのblogにUPしてきた哲学そのものとわたくし個人を融合した記事を書くことにします。

哲学に惹かれたのはズバリ「形而上学」に惹かれたからです。
「これはこうだ」「あれはこうではない」
などと、言葉で絶対的に、全てに当てはまる根源を求める作業に物凄い魅力を感じました。

それは宗教の戒律や
国家の法律よりも
もっと人間の奥深く潜む真理をえぐれると思ったからです。

しかし、私はソクラテスとキルケゴールに出会いました。
(敢えて出会ったと表現します。)

そして彼らの言葉から誰にでも当てはまる真理などないことを知りました。

キルケゴールはソクラテスのことを
「他人の真理を導かせる産婆であった」
と表現しました。


きっと理想は、自分の哲学を押し付けるでもなく、
だからと言って真理の探究を諦めるでもない。

自分は自分の哲学を求め、他人には「その他人だけに当てはまる真理」を導いて差し上げるのが理想的立場だと彼らは教えてくれました。

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私が
「結婚は真理の融合」by SPA-k
と言葉を残しても
これは私の真理であり、
読んで頂いた皆様の真理ではありません。
しかし、この箴言を読むことで自分だけの真理を導くきっかけとなれば、
これ以上の幸せはありません。