ソクラテスの姿勢 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

どこまでも私人を貫いたソクラテスは、
「私は、あなたがたを目覚めさせるのに、各人一人ひとりに、どこへでもついて行って、膝を交えて終日説得したり、非難したりするのを少しもやめない者なのです。」

真理とは主体性であり、全員を並べて客観的に講義できるものではありません。

個人が個人の真理に導くことが出来るのなら、ソクラテスは「一人のために」尽力したと言うことです。

生涯「教師」ではなかったソクラテスこそ、最も教師らしかったと思います。

それは弟子を持たなかった親鸞に通じます。

明日からは親鸞に於けるキルケゴールとの共通点を述べて行きたいです。

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どこまでも寄り添うことを止まないソクラテスの姿勢です。