「人間とは動物と超人との間に張り渡された一本の綱である。
渡るのも危うく、途中にいるのも危うく、後ろを振り返るのも危うく、おののいて立ちすくむのも危うい」
ここで言う超人とは人間の理想形。あらゆる俗物から超越した仙人のような人間として定義されています。
人間は動物であるには間違いありません。
しかし、より理想を目指して神に近づく、その志しこそ尊いのです。
人間とは神でも動物とも違う不安定な存在だからこそ、悩み、苦しみます。
しかし、哲学的問いかけを続け、不完全ながらも答えを出し続けることこそ人間の責務と考えます。

この子が超人の境地に至るかは、神のみぞ知る。