「悪人とは自らの『悪意』を自覚してる者を指す」
中学の時に考えた箴言です。
これは「鬼」の語源「隠」(おん)にも繋がる言葉で、
そもそも鬼は「人の中に住む『隠された醜い心』が鬼」だそうです。
また、不思議と
「鬼の目にも涙」
「泣く子はいねえか」のなまはげ。
等、鬼と涙の関係は深く、やはり悲しみは世間から遠ざけられたようです。
はるかデンマークの哲学者キルケゴールは、辛い時に、
「お前はただ泣き言を言いたいだけだろう」
と繰り返し自分に言い聞かせたそうです。
「喜びに感謝は必要だが、悲しむことはあらゆることから免除されている」byキルケゴール
つまり鬼を見て泣く子の方にも鬼は住んでいる。
無分別に悲しむ方が鬼なのかも知れませんね。

こんなん大人でも怖いわ(笑)。
明日は「罪」でも書こうかな。