生前に文也を肩車をして、山に登った時の言葉です。
「生きることを知ってるね。
赤ん坊は赤ん坊でないよ。」
と中也は嬉しそうに友人に語ってました。
生き方を偽ったり、見失ったりする私達の方が、
赤ん坊よりも赤ん坊らしいかも知れませんね。
また、
「未完成な大人」
と言えば簡単ですが、
「赤ちゃんはそのままで完全な赤ちゃん」
とも思います。

完全な赤ちゃんのイメージです。
決して大人でないから不完全では、

こんなイメージになってしまいますから(笑)。
おそらく、絶え間ない連続性の中で選択してゆくことが、
「完全なる自分との出会い」なのかも知れませんね。