息子 文也 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

中也が29歳の時に息子の文也を2歳で亡くしています。

生前に文也を肩車をして、山に登った時の言葉です。

「生きることを知ってるね。

赤ん坊は赤ん坊でないよ。」

と中也は嬉しそうに友人に語ってました。


生き方を偽ったり、見失ったりする私達の方が、
赤ん坊よりも赤ん坊らしいかも知れませんね。

また、
「未完成な大人」
と言えば簡単ですが、
「赤ちゃんはそのままで完全な赤ちゃん」
とも思います。

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完全な赤ちゃんのイメージです。

決して大人でないから不完全では、

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こんなイメージになってしまいますから(笑)。

おそらく、絶え間ない連続性の中で選択してゆくことが、
「完全なる自分との出会い」なのかも知れませんね。