絶望はそれ自体ひとつの選択なのだから。
疑うことは、それを選ばないでもできるが、絶望することは、それを選ばないではできないからである。
そして絶望することによって、ひとはふたたび選ぶのであり、そのとき何を選ぶかといえば、自己自身を選ぶのであるが、その直接性においてでなく、この偶然的な個人としてではなく、自己の永遠の妥当性における自己自身を選ぶのである」

(ホームアローンより)
つまり、絶望って一択なんですよね。
そして何を選ぶかといえば、「自分自身」をその時に必ず選ぶのです。
「絶望とは死に至る病である」
はキルケゴールの有名な言葉ですが、
絶望は「死」そのものではありません。
「完璧な敗北を知りなさい。
その時に手に残ったものが、
本当のあなた自身です。」
by SPA-k