ソクラテス的分類による二種類の人間。 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

「私は知らないと言うことを知っている」

と述べたソクラテスの
「無知の知」はあらゆる哲学の基礎となりました。

フィンランドの本、
「ソフィーの世界」は世界中でベストセラーとなった分かりやすい哲学書です。
その中で述べられていたのは、

「人間は二種類に分類される。

何も知らないのに知ったような態度を取るか、

知ることを諦めるか
である。

そのどちらでもない『ジョーカー』であれ。
その為にはソクラテスの如く『無知の知』であれ。」

と著者は述べてました。
キルケゴールの「あれか、これか?」もきっとソクラテスを研究したのでしょう。
そして「ソフィーの世界」の著者はキルケゴールも研究したのでしょう。

「汝ジョーカーであれ」
ですね。

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦-ファイル0197.jpg
「どちらでもない」イメージ?

実は図書館が休館日だったのでキルケゴールを泣く泣く返却ボックスに入れて、
延長手続きできなかったのです。

仕方なく次の休みまで読みかけの「ソフィーの世界」を読んでたら、

丁度ソクラテスの記述で、キルケゴールと重なる部分があり、哲学の面白さを実感してたところでした。

今はプラトンの記述について読んでます。