再掲載:北欧の詩王をキルケゴールが引用 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

以下の記事は2011年11月3日の記事です。今日、この日に読んでほしいのです。
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おはようございます。
「あれか、これか?」を読んでますと、
キルケゴールがエーレンシュレーガーを引用してました。

今日は彼の詩をそのまま掲載します。

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愛が正しくあらわれるため

どんなに多くのことがこの地上で道連れにならねばならぬことか!

最初には、たがいによく理解し合う二つの魂、

それから、それらをやさしく結びつける優雅なこころ、

そして、ぶなの小枝にさし入る

春の夜の月、

そして、二人だけの出会い、

そして、口づけとあどけなさ。

ファイル0189.jpg
byエーレンシュレーガー 『北欧の詩集』「泉のほとりのフレイヤの歌」より

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私見 失うのではありません。道連れです。

「愛は魂、優雅さ、あどけなさを内包し続け、放出し続ける。その愛の連続性の原動力も、愛である」
by SPA-k

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はい、もう二年以上経過しますが、私が敬愛するデンマークの哲学者、セーレン・キルケゴールの愛した詩を、今日という日に読んでほしいです。