「真実の愛を持って、永遠の愛を誓う」
これは言葉の重複である。
何故なら、真実の愛は時間を凌駕し、永遠をも駆逐するからである!
そう、誓うまでも無く、最初から永遠を含んでいるのです。
では過去、未来を超越した愛は存在するのでしょうか?
在ります、「今を生きる」ことです。
※敢えて「今を愛する」と表現しません。そうすれば、無批判に「軌道修正可能な今」を見逃す危険があるからです。
時間とは一瞬の連続であり、過ぎ去ったものは「死んだ時間」、来るであろう一瞬は「生まれてない未来」です。
「時間は普遍であり、存在は不変では無い。」
by SPA-k
つまり時間そのものは何か実在に肩入れする等は無く、
存在は変化の連続性で、「法則性の不変」は在るが、存在単体は小間切れの別物である」と考えます。
だからこそキルケゴールは
「最後に笑う者は最も良く笑う者のことだ」
と述べてます。
一瞬の連続性から述べるなら常に「最後」だからです。
笑顔が勝利者。美しい見解と思います。