誇るべき劣等感~中退と父の背 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

信念を貫くことが私の誇りです。

他人との比較で無く己に課すプライドは矜持(きょうじ)として自身を高みに昇らせ、かつ、私を苦しめる実態かも知れません。

しかし、それこそが私の「心の平穏」なのです。
手段として「平穏」を求めるのは簡単ですが、目的と結果としての「平穏」には「争い」は避けて通れないかも知れません。

前回のカウンセリングから一週間経過し、「自分会議」の結果、あることに気付いたのです。

「私がコンプレックスとして抱いてきた『薬学中退』と『父の不在』。
それは寧ろ誇るべき真実であり、最早、私を構成する一部分だと。」

難儀な父は離婚後も不始末をしでかし、経済的事情で
私は一年生の前期までしか大学で学べませんでした。

まぁ、進学前から債務を秘密にされてたらお手上げですわ(笑)。
悔しいのは「事情を知ってたら進学しない選択肢もあったのに」
と今でも頭によぎることです。
離婚後に喜んで私を進学させた父は、その時から既に莫大な債務を抱えていたことを私達に秘密にしてたからさぁ、大変。
なんと私の入寮日の帰り道に父は事故を起こし借金の存在も発覚したそうです!
母はそのことを私に夏休みに帰省するまで隠し、
「せめて大学と言う場所を少しでも長く体験させて上げたかった」
のが母の理由でした。

それからは半強制的に退学させられ、再進学よりも、半強制的に働くことを母に要求されました。

母と衝突したのは後にも先にもこれが最初で最後です。

それからは荒れ果てた19-20歳を過ごしました。
バイト先での喧嘩やバイクの事故、呑めない酒に、弾けないベース。

退学から一年くらいこんな生活をして、「ただ近所だから」の理由で面接を受けて合格したバイト先で…現在の妻と出会いました。

大学を中退したからこそ、私は妻に出会えました。
父親の不在と言う存在が母の強さと優しさと温もりを教えてくれました。

だからこそ結婚により唯一無二のこの過去を愛し、敬い、慈しみ合えるようになりました!

私は誇りに思い、何も恥じることは無かったのです。
それこそが私であり、もう私達なのですから。
私は薬剤師に三本足り無いけど「周りを楽しませる」楽剤師 (らくざいし)ですから(笑)!
これからもこんな私とわたくしのblogを 応援して下さいませませ。(笑)
ありがとうございました!
次回は父親と子供の私を書けそうです。