昔「TOKIOのメントレ」って番組で紹介されたストーリーです。
在るところに世界一の精神科医がいました。
ある日、先生の噂を聞いた、一人の青年が病院を訪れました。
医「次の方どうぞ」
青「はじめまして。先生、自分は仕事の世界でこそ評価されてますが、
私が求める本当の自分とのギャップに苦しみ、夜も眠れない日々が続いてるんです。」
医「まあまあ、そんな深刻になりなさんな。
気楽に行きましょうや。
ところであなた、今この町にサーカスが来てるのはご存知で?」
青「はい、一応…。」
青年の顔が少しだけ曇りました。
医「それなら話は早い。ジャンディーヌのピエロショーはもう見られましたか?
何?、まだ?それは勿体無い!
彼は世界一のピエロだ!
彼を見てると悩みなんて無いみたいだ!
彼を見てるとすべてを忘れさせてくれる!
そうだ!もしよろしければ、今度一緒に彼のピエロショーを見に行きませんか?
良い気分転換になりますよ。」
と医者は青年に気分転換を奨めました。
すると青年の顔は見る見る青ざめ、
青「先生…。実は…、私がその…ピエロの…ジャンディーヌ…なんで…す。」
と絞り出す様な声で言いました。
世界一の精神科医は何も言い返せませんでしたとさ。(終り)
この話の教訓は結局誰にでも悩みがあり、
楽しませるピエロが一番病んでたってことです。
次回のご来院は是非ステージ衣装で