
親鸞さん(写真)は自身の浄土真宗に於いて悪人上機説(あくにんしょうきせつ)を唱えました。
それは「悪人ほど御仏の力で成仏させる必要がある。自力本願出来る者に御仏は必要ない。」
という考えです。
では自力本願とは何か?
親鸞さんの寛容な所は
1. 自らの修行で悟りを開き、自力で極楽に行ける人
2. 浄土真宗が崇める、阿弥陀様以外の力で極楽へ行ける人
3. そもそも極楽を信じてない人
1~3は自力本願出来る人なので御仏の力を必要としません。
「悪人とは、救われたいと願うのに、自分だけでは極楽に行ける力が足りず、御仏を必要とする人間」
と説いてます。
もうお分かりですね?
そして親鸞さんは別に罪人を助けろとは一言も言ってません。
自力本願出来ない人以外が悪人ならほとんど悪人です。
そして自己努力で願いをかなえれる人に阿弥陀様はわざわざ協力しないのです(笑)
また他力本願とは、他人の力を頼るのでは無く、
「阿弥陀様にお祈りすること」です。
あなたは他力本願ですか?
それとも自力本願ですか?
現代社会は人間は弱い者、だから協力し合う者と教えて込まれ過ぎています。
ですが私は、独力で成し遂げる人間の可能性の芽を摘み取るべきで無いと考えます。
本当に自力本願できる人はいますから。
明日は今永田町で流行りのポピュリズムを私なりに哲学したいです