戦争と人類の発展 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦-ファイル0064.jpg
アインシュタイン(写真)は「善悪は人間自身に委ねられる」と主張したスピノザを「神」とまで言っていました。
そしてそのアインシュタインは核兵器を発明しました。

現在でこそ核の平和利用=原子力として世界に貢献しています。
しかし、兵器の平和利用は核だけではありません。

「石器」の「発明」は獣を狩る為です。
しかし、石器の「発展」は「人間を殺す」為です。
狩猟よりも、農耕を憶えた時、「土地と家族を守る為」に「侵略者と言う人間を、より効率的に殺せる石器」を求めたのです。
それが調理用具の包丁や、薪割りの斧として利用されたのは言うまでもありません。

また、軍用ヘリコプター「アパッチ」にはヘリの機銃操作をパイロットの眼球運動に連動させると言う、恐るべき機能があります。
目線を動かすだけで、機銃がターゲットを追尾するシステムです。
そしてその軍用システムは、何と小児マヒの子供に利用されています。
口も身体も動かなくても、ゴーグルをつけて目線を動かすだけで、パソコンのディスプレイに並んだ単語をロックして、代わりに機械が喋ってくれる。と言うシステムです。

他にも電子レンジが最初は殺人光線として開発されたり、ビスケットとチキンラーメンは軍隊の非常食だったり。

まさしく「テクノロジーは軍隊から」です。
より強い意志が求められたからこそ発展した結果なら…

人が求める人の超越とは何でしょうか?
より多くの物を欲する為だけではないと思いたいです。

明日は「聖人」について語りたいです