
アンリ=ベルグソンは著書「時間と自由意志」の中で、
「時間とは数えることが不可能な、
輪郭を持たず
外在する傾向もない。(表面的に実体化しない)
そして数に対して何の類縁もない」
と述べました。
この考えは画期的で、アリストテレス以来の常識とされた過去、現在、未来の連続した直前軸を真っ向から否定するものでした。
そしてベルグソンの言葉を昇華させた
私自身の言葉は
「通貨と時刻は
万人に共通の物差しの役割を果たす以外に本来何の価値もない。
そしては財産と時間とは、
各個人の状況により
価値観のみが変化する。
経過するべくは己自身であり、
財布の中身と時計の針そのものには意味も意義もない。」
by SPA-k