女性は早く始まり、男性は長引く

 

よく知られているようにニキビの原因は男性ホルモンである「アンドロゲン」です。思春期にアンドロゲンの分泌が急激に増え、皮脂腺を刺激しニキビができます。男女ともにニキビができますが、発生時期には若干の差があります。

普通14~16歳に始まる女性に比べ、男性はこれより少し遅い16~19歳に現れます。 女性が男性より思春期が早いためです。

また、にきびの状態も異なります。女性は比較的程度が弱いニキビが多い反面、男性は深刻なニキビの事例が多いです。

女性の場合、皮脂が固まってできる綿布性ニキビが多く、症状が男性に比べてひどくない方です。

これに比べ、男性は炎症性ニキビが多くよりひどく見え、傷跡も深く残ります。韓国ではよく「みかんの皮」と呼ばれるニキビ跡が男性に多い理由です。綿布が膿んで潰れる寸前のニキビである「凝壊性ニキビ」は大体成人男性に現れ、40~50代まで持続することもあります。

 

 

 女性は額や頬、男性は顔と首

 

ニキビができる部位も男女が違います。

女性は口の周り、あご、首など毛穴が開かない部位や化粧の落とし忘れが多い額の縁、頬の縁に特によく発生します。典型的な成人ニキビの形態として、持続的なメイクの使用と生活環境および食生活の影響、ストレス、睡眠不足などが原因になります。

一方、男性は顔や首など皮脂腺が発達した部位に現れる場合が多く、特に年をとってニキビがなくなっても膿が相当期間続く場合が多いです。 背中と胸にできる大きな膿嚢の形をした「電撃性ニキビ」も珍しくありません。

 

 

 ニキビ治療の方法は一つ!

症状と程度に差はあるが、傷跡を残さないためには男女とも早期に治療しなければなりません。相対的に外見に対する関心が疎い男性の場合、思春期時代にニキビの管理を疎かにして傷跡が残ってしまう人が多いです。特に男性は手でニキビを潰す人が多いですが、これは手についた細菌によって炎症を起こすことがあり、傷跡をより深くします。炎症性ニキビが多い男性はニキビ跡が傷跡につながる場合があるので、初期から薬を服用しなければなりません。

成人ニキビにお悩みの女性も生半可にニキビを潰しはいけません!毛穴の入り口が開いている開放型綿布なら自宅でも潰すことができますが、閉鎖性は専門家による管理を受けてください。

長期間放置されて化膿性に広がり炎症が生じたニキビにはスケーリング、飲み薬、塗り薬などを利用して治療していきます。

 

 

 

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