治療による効果は下記のように行われます!

 

 

このように傷の周辺部分の正常表皮細胞の移動によって傷が治癒されていきます。

 

 

皮膚付属器である毛包と汗腺の切れた先端部分でも表皮細胞の再生が起きます。

 

 

真皮の深部まで損傷した場合、線維芽細胞と筋線維芽細胞の作用で収縮し、育児組織が生成されることになります。このような場合は3度火傷の場合が多いです。
まず、ほくろを取った後に傷がついた部分がどんな原理によって傷が治癒するのか、必ず知っておくと傷跡や色素沈着を残さないのに役立ちます。
まず、ほくろを除去すると、その部分の上皮がなくなり、周辺の正常な表皮(上皮)から表皮細胞(epidermis)が傷ついた部分に移動して欠損部位を満たすようになります。
もう一つは皮膚付属器(毛包や汗腺)の切れ端からも表皮細胞の再生が起きます。
このような二つの治療過程を上皮化と呼びます。
真皮が深く損傷した場合には皮膚付属器(毛嚢や汗腺)のようなものが全て破壊されたため、正常皮膚上皮細胞の移動だけで上皮化が行われなければならないため、治療過程が遅くなります。
また、深い真皮損傷の場合には、損傷した部位を満たすために線維芽細胞と筋線維芽細胞が出現して線維組織を形成するが、二筋線維芽細胞が収縮するので、傷の大きさが収縮して小さくなります。
表皮損傷の分類は、表皮だけが損傷したミラン(erosion)、真皮の部分損傷にまでなった場合を2度やけどと称し、主にほくろを抜いた施術後はこのようになります。 真皮の深部まで損傷した場合、3度やけどといい、皮膚付属器がすべて損傷したため、上皮化過程が表皮細胞によって起こり、線維芽細胞と筋線維芽細胞によって収縮が生じます。 このような細胞による収縮作用とこれによる育児組織の生成が傷の治療過程です。

 

 

かさぶたにする考え

以前は傷にかさぶたができるのが当然だと思い、早く治るために必ず必要な過程だと思われていた時期もありました。
しかし、現在はそう思っている誰もいません。
かさぶたとは血液(血小板)、滲出液、壊死細胞などが凝固、乾燥したもので、すでに死んだ組織です。 これは外部刺激から守って感染を予防する機能もあるが、かさぶたが表皮部分に蓋を作ってしまえば、正常表皮細胞が傷部分に移動することを防ぐことになり、損傷部位に肉が上がらず、また収縮が起きないのが問題になります。
また、上皮化が表皮の下に沿って広がるので、治療後にへこんだ半痕を起こしやすいです。 また、かさぶたは真皮の部分損傷を乾燥させ、今まで生きていた真皮まで乾燥壊死を起こし、加皮化させてしまいます。 結果的に当初の真皮欠損よりかなり大きく深い損傷になり傷跡ができるようになります。
★傷治癒の基本原理★は乾燥させないことと、かさぶたができないようにすることです。

 

ほくろを取った後のケア

1.傷部位は水で洗うことはできるが、ラビング(rubbing)しないようにしなければならない。角質をある程度残して再生される表皮細胞にこれ以上の損傷を防ぐことが重要だ。
 

2.傷がひどくなければ、再生軟膏を別に塗る必要はない。
-->ワセリン軟膏を塗布して乾燥しないようにしなければならない。(国内流通しているワセリン軟膏は白色グリーンワセリン10gがある。)
-->次の日から傷にデュオドムをつけて日焼け止めを上に塗るようにする。 炎症が生じた傷口に紫外線を浴びると色素沈着の危険が生じる。
 

3.デュオドムを損傷部位に合わせて切って貼る。 かさぶたができないように滲出液を吸収する機能をしてくれる。
 

4.原則は1日2回デュオダムを付け替える。 しかし、実際には2日程度間隔で一度ずつ新しく交換してあげれば充分。
 

5.傷が浅ければ10日程度、深ければ20日程度デュオダムを2日間おきに交換してくれる。
 

6.化粧の場合、デュオダムを貼った上で軽くすることができる。

 

ほくろ除去後の色素沈着

ほくろを取った後の色素沈着は、最低期間3ヵ月以上経ってこそ色素沈着と断定できるようになります。 

赤い斑点の場合は、時間が経つにつれてほとんど戻りますが、相当な時間がかかります。ほくろを除去した部分は炎症があるため、血管が入ってきて赤くります。
 

正常に治癒すれば赤い跡は消えますが、炎症がなくなる前に日差しをたくさん浴びたりすれば黒くなることもあります。
この時、日焼け止めの役割がとても重要になってきます。
日光を避けながら保湿、栄養管理さえうまくいけば、ほとんど正常な肌に戻り、顔ではない体の場合はさらに長くなります。 メラニン色素の厚さと関連があるが、日光をよく浴びると厚さが薄くなるため、顔の方がさらに短いです。
 

黒く変わった部分はNd:Yag Q-Switchを利用すれば4~5ヶ月がかかっても大部分抜けると見れば良いでしょう。1~2週間おきにトーニングで黒くなった色素沈着部分を割るとほとんどなくなります。 特に背中にニキビ跡でできた色素沈着は99%なくなると考えていいです。もちろん、これも施術者の実力が必要です。適当にレーザーしたからといって好転するのではなく、経験の多い自分だけのパラメータを持っている医師だけが好転させることができるということを肝に銘じなければいけません。

機械販売業者が教えてくれた低出力でレーザートーニングを千回施術されると良くなるという考えは捨てた方が良いでしょう。必ず経験豊富な医師から施術を受けなければならないことを覚えておいてください。10回程度トーニングすれば、色素沈着はほとんど良くなります。

 

 

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