※日本語字幕でご覧ください
こんにちは!「皮膚が知りたい」 Dr.Songです!!
今回はニキビ跡についてです!
ニキビの治療法について、前回できなかった話まで 深く入りたいと思います。最後までご覧くださいね^^
ニキビはどうやって潰すと跡が出来ないですか?
ニキビをどうやって潰せば傷跡が生まれないでしょうか?
私たちがインターネットで調べたり、周りの話を聞いてみると、
”潰してはいけないし、触らなければ傷跡はできない”
ある人は、そんな事ない!化膿する前に早く切り取るほうがいいんだ、早く潰す方が跡にならない、という人も居ます。
患者の立場では、この話を聞くと合ってる気がするし、あの話を聞くとこっちが合ってそうだし、、戸惑いますよね。
まず、化膿する前に潰さなければいけません。
化膿すると膿が出来て、その膿が周りの組織を溶かします。それでくぼんだ傷跡を作ってしまいます。
なのでよく言いますが、化膿する前に潰す。これが答えです。
ニキビを押出する方法は以前話しましたね?ぜひご覧くださいね!
<前回のお話し>
チョプサルヨドゥルム(粟ニキビ)と炎症性ニキビ二つとも病院で潰してもらうのが良いのでしょうか?
小さな粒の皮脂や炎症性皮脂を病院に行って押出しないといけないのか?
その度に病院に行ったら皆さん毎日見なければなりませんよね。なぜなら、顔に小さな皮脂などはよく現れるからです。
薬や軟膏を利用してもいいです!抗生剤を飲んでもいいし、抗生剤軟膏を使ってもいいです。
小さく現れるものは肌が安定化して肌の表面が弱酸性になると出てくる量がぐっと減少します。
だから家で簡単にニキビ軟膏とか抗生剤を使って落ち着かせれば、毎回病院に行って潰してもらう必要はありません。
潰した後に、再生軟膏や傷跡軟膏を塗れば傷跡予防が出来ますか?
潰した後にどんな軟膏を使うかによって結果が変わります。
ステロイド軟膏を使うか、抗生物質を使うか、 市販のニキビ軟膏を使うか、患者の立場では悩まざるを得ません。
ここで私がおすすめする方法は、抗生剤軟膏です!
ステロイド軟膏を使うと、一時的に炎症が少し落ち着きますが、ステロイドによって後でまた別のニキビができます。
そして傷跡軟膏の多くは、ヘパリンという成分が入っています。
そのヘパリンは血管拡張を加速させて血液抗凝固の役割をするのでより赤みが目立つようになってしまいます。
だから傷跡をなくすためなのに、傷跡がもっとできる可能性があるので抗生剤軟膏を使ってニキビを潰した後に傷跡ができるのを防ぐことができます。
ニキビに炎症注射を打つのは問題がないですか?
ニキビの炎症注射をすると生じる問題があります。
インターネットをよく調べた方もいると思いますが、炎症注射後に皮膚が凹んだり陥没したりしてついてくるのがたまに見られます。
これは本当に陥没したと言えるのでしょうか?
炎症注射として知られているのはトリアムシノロンという成分のステロイド注射です。
トリアムシノロン は何かというと、皮膚の中に入ると大きく広がったりせず、局所的に液体が集まるようになります。それが結晶化してその周辺の炎症を緩和します。
ここで問題は何かというと、この成分が脂肪細胞、つまり皮下脂肪の穴を広げて脂肪細胞の中にある中性脂肪細胞の中にあるトリグリセライドをどかしてしまいます。それにより、脂肪細胞は小さくなり、肌が一時的に陥没する現象が起きます。
これは陥没といえるでしょうか?脂肪細胞が一部小さくなったので肌に凹みが出来ただけで、一時的な現象であるために、陥没ではありません。
では、これはどうしたらいいでしょうか?
その結晶化された物質がほどけるように3週間おきに生理食塩水を注射すると、そこにある結晶化した物質が抜けていき脂肪細胞は3週間4週間経つと太り、皮膚の凹みも無くなるようになります。このような原理のため、陥没するのではなく一時的に凹んでしまうだけということです。
しかし、実際に注射を打って陥没した人がいます。
どういうことかというと化膿性ニキビの場合、すでに膿が周辺組織を溶かした状態で注射を打って炎症を鎮めますが、すでに膿によって組織が溶けた状態なので、注射のせいでその部位が溶けて陥没したという錯覚を起こすのです。
なので結論は炎症注射はニキビを落ち着かせるのにに大きな問題はないということです!わかりましたね?
両親がニキビ跡が酷いとその子供もニキビが出来ますか?
両親の中で一人でもニキビのせいで思春期に苦労したなら、お子さんもニキビのせいで苦労する確率が非常に高いです。
遺伝的に皮脂腺の生成に影響を与える可能性があるので、子供が思春期に入ったり学生時代に入ったりすると、 皮脂腺をある程度抑えることが後で爆発的に増えるニキビやニキビの傷跡を事前に予防するのに効果的です。
ニキビにピーリングは効果的ですか?
実際にニキビを起こすのに重要なことは何かというと、 Pアクネという菌です。
それは嫌気性細菌つまり、空気が通じない時によく活動する菌ですが、ピーリングをすると空気の流れが良くなるのでニキビ菌が活動しにくいですよね?
なのでピーリングをすると、 実際に効果を得ることができます。
しかし、問題は何かというと、ピーリングを頻繁にすると、皮膚の障壁が損傷して嫌気性細菌であるPアクネを抑制するよりも大きな損失が出ます。
そのため、ピーリングをした時にニキビが減る効果があったとすれば、スパンを長くして1ヶ月、2ヶ月間軽くする程度は大丈夫ですが、過度に頻繁にしたり、強力なピーリングをすると肌にはむしろ負担になるということを覚えておいてください!
結婚式を控える新婦です。背中のニキビは治療が可能ですか?
背中にできるニキビは実際には背中のニキビではなく、毛のう炎または毛包炎と呼ばれており、背中が見えると色素沈着やニキビが多く見えるので、第三者から見られてると思うとつらいですよね。
それをなくす方法を悩むのですが、まず簡単には軟膏や薬で始められるし、それで改善されると色素沈着が問題になると思います。
そうすればレーザーを利用して色素沈着を処理すれば、後で結婚式場に入る時、汚い背中の心配をすることはなくなるでしょう!
病院でおススメのニキビ治療プログラムを教えてください!
病院ごとにニキビプログラムは違うと思います。
当院では、ゴールドpttを利用するプログラムと高級ニキビレーザープログラムがあります。
この二つの差は何かというと、ゴールドpttは主に皮脂腺を制御することを治療のメインにしていき、高級ニキビレーザーパッケージは赤い色素沈着と活動性ニキビを同時に治療してくことを目的にします。
もちろん二つとも皮脂腺を制御するのに効果的ですが一つは皮脂腺を制御することに特化したプログラムで、もう一つは、皮脂腺と赤色の色素沈着、ニキビ跡を同時に処理することに焦点を合わせたプログラム、それで二つの方向にプログラムを作ってみました。
エルスタークリニックのニキビ跡の治療の症例写真
ニキビ跡最初の症例です。 この方は30代前半の男性、医師です。
ニキビ跡の悩みが多くていろいろな治療を受けましたが、全然良くならなかったので助けを求められました。
写真を見たら驚くと思います。
何かというと、たった1回でこんなに多くの変化が生じました。とても改善してご本人もとても満足していらっしゃいました。
二番目の症例です。 この方は20代半ばの女性法ですが、こめかみにローリング型のニキビ跡が多くご来院されました。
こめかみは傷跡の治療が難しいと知られている部分です。
写真を見ると、たった3回でこのようにこめかみの傷跡がとても良くなりました。
このような傷跡もこんなにドラマチックな効果があるということを覚えておいてください!
この度はニキビ跡についてお話しました。
皆さんの気になる点、解決しましたか?次はもっと有益な情報で伺います~バイバイ~^^
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