翌日。まだ怠いナミをおんぶしながらさっちゃんはナミに伝えた。
さっちゃん「プライドをズタズタにされて嫌だっただんだ。」
ナミ「うん。」
さっちゃん「だから、また強いことを私の国を破壊した戦隊ヒーローを倒したくて冷静になれず魔法を出していた。
…最初は、ナミちゃんについて行って強くなりたくて…そんな不純な動機で一緒に。」
ナミ「不純なんかじゃないよ〜」
さっちゃん・ズー・アン「えっ⁉︎」
ズー「ナミちゃん?汗」
ナミ「その通りに強くなれているんじゃないかな〜」
さっちゃん「そうかな?」
アン「確かに?」
ナミ「それに、やっぱり私は三人と、さっちゃんと旅を出来て良かったよ!」
ズー「そうだね!」
一緒に旅を始め、最初の一年はナミを独占でき、どんどんナミの可愛いところを知っていけた。それに、国を出るまでは実践などしてなかったさっちゃんは旅で何度も魔法を使い時には今回のような戦闘でも魔法を出しているので確かに多少は強くなっているのかもしれない。それに、プライドが高く尊敬は集めていたかもしれないが同世代の子はみんなさっちゃんに近づいてこなかった。二人増えてみんなであーだこーだ言いながら『仲間』として旅をできてさっちゃんも楽しいのだった。
さっちゃん「うん、そうだね。」
アン「泣いている?」
ズー「珍しい!」
ナミ「ふふふ」
あの日。優しいナミに助けられて、不純な動機でも一緒に旅を始めて良かった。さっちゃんは、一筋の涙を頬に流したが、やっぱりナミは優しく微笑んでくれた。
翌朝。
さっちゃんは、いつものようにナミを起こした。ナミはようやく元気になり、さっちゃんも大好きな笑顔で「おはよう!」と言ってくれた。
(年末ですね〜
来年は、6日から投稿します。
年末年始ゆっくりお過ごし下さい。)