それから数年後。
ナミの地元は、ヨシフの大国に襲撃を受けてしまった。ナミの祖父と同じく魔法を使える母親もナミと一緒に魔法で応戦し、村人もクワやスキで奮戦した。ナミもその時の精いっぱいの雷魔法を放ってそれなりにヨシフの軍勢に打撃を与えたが例の如く気絶してしまった。
ナミは、気絶したおかげで(死んだ。)と誤解され、祖父と家族が力尽きる前にナミを庇う形でなくなったのでナミは生き残ることができた。ナミが起き上がってオトギ村を見ると少ない村人がナミ以外全員、ナミの目の前で息絶えていた。ナミは、倒され灰とかしたオトギ村の中、崩れ落ちて泣き叫んだ。
夜中に、ナミは破壊されて容易に発見できた秘密部屋の中でどうにか「古代書」を見つけた。夜明けに、ナミは、大好きなオトギ村を振り返って服を握りしめながら母親が持っていたカバンを肩にかけて同い年の友達も祖父や家族と大好きな村人も埋葬できずにナミは涙を流しながらトボトボと旅を始めた。