最後に、ナミの過去について書こう。
ナミは、小さな田舎村の「オトギ村」で育った。小さいからみんな知り合いで、村人全員、優しかった。そんな村でナミはその可愛らしい顔と愛嬌で村人から可愛がられ、さっちゃんとアンと違い友達に囲まれて成長していった。その村のリーダー的位置に魔法を使えるナミの祖父がいて、ナミは、祖父から魔法を教わっていた。
ナミが目を覚ますと周りを森と川に囲まれた穏やかな朝を迎え、オトギ村で朝から村人たちが森の手入れや革で洗濯をしていた。その日はあたたかく晴れ間が多く穏やかなオトギ村の中でも青空が広がるいい天気だったので、ナミは起き上がると小さいけれど素敵な家を出て、出た瞬間から村人に挨拶をしてオトギ村を散歩し始めた。すぐに、同年代の友達がナミを見つけ、気づくと同世代の友達数人とワイワイしながら森で動物たちに挨拶し、川で水を掛け合ったりと遊んだ。
昼間になるとナミたち子どもに声がかかったので、村の広場で大人たちと実を潰して布を染料した。ナミは、魔法の練習に実や桶を魔法で運んでみたりしたが小さい子どもが楽しんでしまいしばらくするとナミは子どもを宙に浮かせて遊ぶために魔法を使っていたので手伝いでは戦力外となり、同い年の友達から笑われてしまった。それが悔しかったナミは夕方に獲物でとれたウサギを村人に魔法でそれぞれ家族に配って感謝されたので笑った同い年の友達にドヤ顔をしたがそれも何故か笑われてしまったので、夕方に村の中心に来て木の株に座って子どもたちに面白い話を聞かせていた祖父のもとに行って慰めてもらった。そんないい天気のその日は、村の中心でオトギ村の全員で夕ご飯を食べた。
またある日は、雨が降っていて人がまばらだったので、ナミは家で手伝いをしてから、近所の祖父の家に行って、地下に広がる練習場で祖父から魔法を教えてもらった。その帰りに移動図書館が来ていたので他の子どもたちと興奮しながら本を選んで、夜に自分の部屋で魔法の本などを読んで過ごした。