ズーが剣で軍隊をどんどん蹴散らし、さっちゃんとアンは絶え間なく風魔法と水魔法を出しながら、連携して合体魔法も出して敵を倒していった。そんな三人を見ながら、ナミは結界を張りながら雷魔法を出そうとするが珍しく腕が震えた。

  さっちゃん「ナミちゃん?汗」

ナミ「…出来ない。」

さっちゃん「受け止めるよ!」

ナミ「怖い…」

アン「でも恨んでいるんだろう?」

ナミ「…でも、トラウマは簡単に消えないよ。」

アン「私たちがいるだろう‼︎」

それまで俯いていたナミは、アンの言葉に顔を上げ優しく見てくれているアンとさっちゃんを見た。

アン「私たちは、「仲間」だろう!」

さっちゃん「そうだね!」

ズー「「仲間」だよ!」

下で町民と一緒に大国の軍勢を相手に戦闘していたズーもいつもの大声でナミに言ってくれた。

ナミは、涙を隠すためにまたさっちゃんとアンに背中を向けて下を向いて小さな声で、「「仲間」だね。」と言った。その声は、さっちゃんとアンに届き、さっちゃんは微笑み、アンは優しくナミの背中をさすった。ナミは、ようやく前を向いて両腕に力を入れた。


  さっちゃんは、火魔法で、アンは、得意な攻撃魔法で、敵を倒し、ズーももう一段間、力を入れて敵を倒し始めた。ナミは、雷魔法を集中して大国の軍隊にだけ放った。ナミの雷魔法の威力は凄く黒い軍服の軍隊は数千人規模で倒された。しかし、大国の軍隊は多く一度だけでは大国の軍隊は全滅しなかったので、ナミは気絶しないように踏ん張りながらまた腕に力を入れて魔力を込めた。