あの晩からしばらく経った日だった。

「仲間(チーム)」が荒野に来ると前に「魔法使い四天王」がいたのでさっちゃんとアンは、驚いて後退してしまった。そうして立ち止まってナミの背中に隠れようとして息を殺そうとしたが無情にも「魔法使い四天王」に気づかれてしまった。「魔法使い四天王」は、力を示したいからなのか好戦的だった。「魔法使い四天王」が同時に魔法を放つ少し前にナミがバリアを張ったので「仲間(チーム)」に被害はなかったが引くに引けなくなったさっちゃんとアンが前に出てそれぞれ火魔法使いと水魔法使いとやり合い始めた。

  ナミ「あっ。」

ズー「ナミちゃん。」

ナミ「ん?」

さっちゃんとアンに呆れた声を出したナミがズーに呼ばれてズーを見ると少し離れた後ろで小さくなっていた。

ズー「…怖い。」

ナミは、ズーの過去を察した。「仲間(チーム)」は、旅行中にそれぞれの過去を知った。悲しい夢を見た時、泣いてしまう夜に他のメンバーが慰めながらそれぞれの過去を知ったのだった。

ナミは、ズーの側に向かったがさっちゃんとアンが押されて後ろにひっくり返ったので追撃しようとしていた土魔法使いをバリアで止め、攻撃魔法で風魔法使いを倒しながら大声を出した。

ナミ「独りよがりにならないで‼︎」

ナミの言葉にさっちゃんとアンは合体技を思い出し、顔を見合わせて立ち上がった。