実は、犬・猿・雉子に食べ物を作っていたのは桃太郎だったので、その日の夜はナミが大鍋で作ったスープと一緒に桃太郎は鬼の子分とも仲良く食事を楽しんだ。「仲間(チーム)」が集落を出発する前にナミは桃太郎にペットになった犬に食べ物を与えすぎないようにしっかり伝えた。
ズー「あっ!大鍋どうしよう?汗」
さっちゃん「大き過ぎて持っていけないよ汗」
ナミ「スープも作れる?」
桃太郎「えっ?うん」
ナミ「じゃあ、また鬼さんたちとパーティーしてあげて〜それでその時に大鍋でスープを作ってあげてよ!」
ズー「お〜!」
アン「それがイイね」
桃太郎「分かった!」
大鍋の問題も片付き、「仲間(チーム)」は集落を後にした。「仲間(チーム)」を見送った桃太郎は「タロウ」と名付けた犬とボール遊びをしたのだった。
集落を去ってあてもない旅を再開した「仲間(チーム)」は大仕事を終えたのでズーは大空に伸びをし、アンは大空を見上げた。大鍋でスープを作りまくったナミは手のストレッチをしていた。そんなナミの肩に小鳥が乗ったのでナミは小鳥の喉元を人差し指で撫でてあげた。
アン「ホントよく好かれるよな」
ナミ「ふふふ可愛いよ〜」
さっちゃん「ふふふ」
ズー「食べちゃおうかな笑」
アン「おい。」
ズーの恐怖の発言に小鳥は空に羽ばたいていった。