「仲間(チーム)」とジュードは、食べ終わったあと片付けをしながら準備を始める。でも、ズーは片付けをしないで準備だけをしている。なぜなら、出会った当初、ズーに皿洗いをお願いしたら何故か全ての皿を割ってしまいさっちゃんにブチギレられ、ナミが愛嬌で近くの村の人から無料でお皿を貰ったので。
兎にも角にも、完全に起きたズーは、元気にナミ・さっちゃん・アンとジュードの前を歩きまた「仲間(チーム)」とジュードは旅行を始めた。しばらくジャングルに似た道なき道をジュードが前を邪魔している木の根や蔦などを壊してくれながら進んでいると開けた草原に出た。すると目の前に馬と壊れた馬車があった。
ズー「お〜!」
ズーが馬車の近くに駆けて行くとズーの声で馬が、「仲間(チーム)」とジュードの方を見て怯えたので、ジュードは足を止めてしまった。
ジュード「やっぱり僕は怖いよね。」
ナミ「違うと思うよ〜」
ジュード「ナミちゃん?」
ジュードに優しい笑顔を向けたナミは、ズーのようにズーより可愛らしく馬のもとに駆けて行きさっちゃんとアンを抜かして馬の前に行って、馬の鼻筋を撫でた。馬も気持ち良さそうだ。
ナミ「アン」
しばらく撫でたあと、ナミは名前を呼びながらアンの腕を引っ張って、アンをそっと馬の前に行かせた。馬は、少し怯えたが馬の隣にナミがいたこととアンがナミに言われてそっと鼻筋を撫でたので逃げることはなかった。
さっちゃん「アンちゃんは、何故か子どもと動物に怖がられるんだよねぇ」
ズー「さーも子どもには怖がられるし、小動物と動物の赤ちゃんには怖がられるじゃん!」
いつの間にか、ズーは、さっちゃんとジュードの隣に移動しており、肩には丸太を担いでいた。
さっちゃん「…いつの間に。」
アンが馬と仲良くなっている間に、ナミ・さっちゃん・ズーは、馬車の修理に取り掛かった。ズーは、生活力は皆無だが、DIYなど物作りは得意だ。もちろん力仕事もズーの役目のようなものだ。
ナミ・さっちゃん・ズーが馬車の修理をしている中、ジュードは、合間を見つけて馬に触れてみた。すると馬は嬉しそうにした。
ナミ「動物の方は、ジュッくんと仲良くしたいみたいだよ〜」
ジュード「そうなの?」
ナミ「ジュッくんの優しくしたいって気持ちが伝わっているんだよ」
ジュード「そっか」
同じく優しいナミが荷台の上に乗ってテントの穴を修復しつつ言われ、ジュードは照れながら嬉しくなった。
アン「コラー、そんな所に乗らない!」
さっちゃん「危ないよー汗」
ナミは、ナミに言われて馬を洗い毛並みを整えているアンと代わりの車輪を見つけて持って来たさっちゃんに怒られてしまったが聞く耳を持たず荷台の上に乗ったままテントを直し続けた。