ある日。なみが昼ご飯の後に楽屋のソファーで昼寝をしているといきなり雷の音がしてビックリして飛び起きてしまった。

しばらくして、雷が落ちた音がして別のソファーで寝ていたエミが起きるとなみが机の下で耳を垂らして震えていた。エミが外を見ると天気が崩れ時折り空が光り雷が鳴っていた。状況を把握したエミは机の下に潜ってなみを抱きしめた。

 なみ「エミちゃん…」

エミ「よしよし大丈夫だよ」

なみ「んー💦エミちゃん狭くない?」

エミ「大丈夫だよ〜」

エミがそう言うとようやくなみはエミの胸に身体を預けた。するとヨーコが机の下の様子を興味津々に尻尾ブンブン振りながら覗いてきた。

ヨーコ「なみ大丈夫?」

エミ「大丈夫だよ

雷が恐いだけだから」

ヨーコ「そっかぁ」

すると食べ終わったノエ・ユイ・よっしーが入って来た。

ユイ「あらーw」

ノエ「なみちゃん雷嫌いだからねぇ」

よっしー「なみちゃーん大丈夫?」

3人も加わって、よっしーはなみを毛繕いし、机の下でなみをあやすが雷が収まるまでは涙が止まりそうもなかった。

と、たくさん食べていたあみが元気に扉を開けた。隣にはあみを待っていたさほもいた。

あみ「おっ💡雷〜」

さほ「なみちゃん💦」

元気なあみは勢いよく机の下をのぞいて元気いっぱいになみに話しかけたので慌ててさほはあみを追いかけた。

さほ「ちょっ!💦」

あみ「なみちゃん歌お〜う!」

みんな「えっ⁉︎」と言ったが、ようやくなみが顔を上げた。

あみ「歌えば雷の音聞こえないよ〜♪」

そう言ってあみは大声で歌い出し、ノエとヨーコも歌い始め、なみも震えが止まってきたので顔を見合わしてからユイ・よっしー・エミ・さほも歌った。

 ノエ・ユイ・よっしー・さほの先にしっかり歯磨きをしてから楽屋に来たあいは楽屋の大合唱に驚いた。

 あい「えー…」

その時には通り雨は上がり、みんな机から出て楽しく歌っていた。なみも笑顔になりあいの手を引いてみんなの輪に入れみんなで歌った。