彗「日曜日?」
富美「うん」
 私は、彼氏の一ノ瀬彗くんの部屋にいる。今日は、部活がなかったので一緒に下校してそのまま家デートをしている。
彗「えっと、あっ・・・」
富美「ん?」
彗「試合です。」
富美「あら・・・」
彗「ごめんね」
富美「ううん。私も応援行けなくてごめんね」
彗「あーん😭富美ちゃーん」
彗くんが私に抱きついてきた。
富美「でも、練習試合でしょう?」
彗「はい。」
富美「ちゃんと予選が始まったら応援に行くから日曜日はこれで頑張ってね」
私は、彗くんの頬にキスをした。彗くんは、顔を赤らめながら嬉しそうに笑顔に戻った。
彗「はい❣️」
元気に声が聞こえてから数秒後、私たちが笑顔で見つめ合っている時に下から声が聞こえて窓の外を見ると兄の秀一がいた。
私は、返事をして兄のもとに行った。玄関まで彗くんが送ってくれた。
 彗「こんにちは」
秀一「あぁ。」
富美「じゃあ、また明日ね😊」
彗「うん💗」
 今日は、お兄ちゃんが夕飯を作ってくれる日。私は、手洗いをしてダイニングのイスに座った。
 秀一「アイツも大きくなっていたな。」
富美「んー?お兄ちゃんもカッコイイよ😊」
お兄ちゃんは、私を見てため息をついた。妹とは言え女にその態度は失礼だなぁ。
秀一「・・・はいはい。ありがとう」
お兄ちゃんは、まだなにか言いたそうだったが私がスマホに目を向けたのでやめたみたいだった。私は、メールを開いた。

 身長が小さいと何かと不便だ。例えば、似合う服がない事。
私は、待ち合わせ場所に現れた富美を見て落ち込んだ。美人なだけでなく身長が伸びたことによりスタイル抜群になりオシャレがさらに眩しくなっていた。
 富美「陽菜からメールなんて珍しいね〜」
陽菜「私に合う服なんて無いと思うけど。」
富美「えー」
陽菜「付き合って」
富美「うん!」
 私は、富美と一緒にショッピングモールの服屋さんを見て回った。富美は、気に入ったのを即、購入していた。私も気になるのがない訳では無かったが似合いそうもなかったので買えなかった。
 私と富美は、フードコートで一休みした。
 富美「さっきの店の買わないの?」
陽菜「えっ?」
富美「気になっていたでしょう」
陽菜「あー。」
私は、下を向いて飲み物のカップに指を動かした。しばらく沈黙がおとずれた。
陽菜「・・・似合わないから」
私は、変な笑顔で返事をした。富美は、眉を下げたが腕組みをして何かを考え出した。
富美「・・・陽菜がそれでいいなら別にそれで良いよ。確かに顔立ちやスタイルによって似合う似合わないがない訳じゃないから。でも、自分の好きなスタイルを貫くのもオシャレだと思うよ」
そう言って笑顔を向けてくれた富美の言葉に嘘はなかった。それに新しい扉を開けてくれて前を向けるきっかけを作ってくれた気がした。
富美「さっきのワンピース可愛いじゃん!それに陽菜に合ってるよ😊」
最後の言葉には適当に返事しといた。
結局、私が気になっていて富美も絶賛してくれたワンピースを試着したのち買った。私が満足そうな顔をしている隣で富美は優しい笑顔で見守っていてくれた。

 涼「これ着ていくの?」
花音「・・・そうだけど。」
涼「可愛い」
花音「それはどうも。」
 私の部屋に平然といるのは天王寺涼。幼なじみ
日曜日の遊びに何故かついてくることになった。ボディーガードらしいが邪魔だ。そして、何故か準備を手伝ってくれる。・・・日曜日どうなるんだろう?でも、まぁ、朝地くんも来るし楽しもう。