なぜ、アヌンナキは崇拝と信仰を根付かせたのか。

 

それは、何らかの対象を信仰させることは、支配者にとって都合がいいからだ。

 

あるコミュニティが形成されると、その中からリーダーとして上に立つ者が生まれるのは必然だ。

 

しかし、元々は同じ仲間である。

 

上手くいっているときは問題ないが、意見の食い違いやそれこそ単なる相性の違いひとつで歯車が狂いだすと、争いがうまれる。

 

このような齟齬を起こさないために、コミュニティに共通する何らかの崇拝の対象を信仰させ、そこにある種のルールを設ける。

 

それだけで下の者を利用しやすくなるのだ。

 

 

(ウマヅラビデオ著「シン・人類史」より抜粋)