ギターの構え方 | ls35a のブログ

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前回の記事で、クラシックギターが敬遠される原因のひとつに楽器の不自然な構え方の問題があるのではないかと書きました。

 

クラシック音楽以外でナイロン弦ギターを弾くギタリストたち、パコ・デルシア(フラメンコ)、バーデン・パウエル(サンバ)、ファンフォ・ドミンゲス(タンゴ)等は右足にボディを載せていて、やってみれば分かりますがこの方が自然で楽だと思います。

 

 

 

 

 

 

クラシックだけが左足にボディを載せる大きな理由のひとつは、12フレット以上のハイポジションを押さえるという高度な技術のためにギターを立て気味にする必要があるからでしょう。

 

初級の曲ではローポジションしか使わないし、新しくギターに取り組み始めた人の九割は一年以内に止めてしまうそうですから、最初は右足に載せる自然なスタイルから入るようにして苦手意識を持たないようにする方が長続きする人が増えそうな気がします。そして今後もクラシック一筋で行きたい、もっとクラシックを極めたいと思うようになった人だけ左足載せに移行すれば良いのではないでしょうか。

 

#クラシックギター