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彼『僕だけに、本当の君を見せてほしいな』


 こちらが答えるよりも早く僕のシャツをまくり上げる、強引な彼。


彼『恥ずかしがっても、無駄だよ。ほら、見てごらん。欲望はこんなに正直さ』


 太くて長い彼自身と、普段より固くとがった僕のピンク色の突起物を指差して、彼は言う。


彼『ごめん……そろそろ我慢の限界かもしれない』


彼『大丈夫。優しくするから。……入れるよ?』


 欲望の枷を外した彼自身が、僕のそこに、狙いを定める。そして——


彼『さあ、行くよ? 三分間の辛抱だ。耐えられるよね』


 ——とうとう僕に侵入してきた。


僕「らめええええーーーっ!!!!」






 三分後。


彼『ピピピピ♪ ピピピピ♪ ピピピピ♪』


僕「ええい、いちいちやかましい。いま止めるから黙っておれ」


 やかましい彼を僕のそこから取り出すと、彼に表示された数字を読み上げる。


僕「36.9℃っと」






 改めまして、やあやあ。体温計とのBLも悪くない、お兄ちゃん参上だ。


 太くも長くもない彼(体温計)とのBLを経験してみた結果、最大38.7℃まで上がった昨日より、大分熱が下がっていたことがわかった。


 いやあ、下がってよかった。これならインフルの可能性を否定できるし、これなら火曜日の大学訪問の確実性を肯定できる。


 いまのいままで希望する大学すら決まらなかった受験生だからこそ、これからの進学先についてじっくり吟味する必要があるからなあ。うん、下がってよかった。


 ……。


 ところで、こんど行く大学っていまの学校みたいに、男の子がいっぱい居るところなのかなあ?



 Google画像検索で気になる男の子の名前入れて検索してみたら、ほんとにその子の画像が出てきて、次の日学校で会って興奮気味にそのことを説明したら——


『え…? ちょ、おまえ、俺のこと好きなのかよw』


 ——って、引き気味に言われて「そうじゃないけどさあ」とか答えつつ頬を赤らめるのが許されるところかなあ? いや、実体験とかそういうのじゃないけど。



 クラスの男の子や先生が、何気ない仕草としてお尻を触ってきたとき——


『はんっ//』


 ——とか本気の声だしちゃっても大丈夫なところかなあ? いや、実体験とかそういうのじゃないけど。



 携帯に入ってるAV(アニマルビデオ)の動画見せるから代わりに——


『おまえの愛撫させて、く れ な い か ?』


 ——とか言って、ほんとに触…【自主規制】…のとか大丈夫なところかなあ? 全然男同士とか、実体験とかじゃないけどね。






 …いや、全然ホモとかそういうのじゃないけどねっ! 男色系男子とか流行んないかなー、とか考えてもいないからねっ!


 …どれもこれも全然、実体験じゃないよねっ! 男色家ゲイ人でアメトーク出れるとか思いもつかないよねっ!



 なんだか、大学側がこんな俺を受け入れてくれるのかが心配になってきた深夜3時。


 ためしに大学へ今度行くとき、直接そこで上の実体験を繰り返してみようと思った←


『ジリリリリ♪』


 バイトにて。作業終了のチャイムが鳴った途端、俺は更衣室めがけ風邪になった。


俺(この時間、他の連中はタイムカードを通してる真っ最中だ…つまり更衣室はガラガラ…混雑する前に、パッパッと着替えを済ましちまおう)


俺(大丈夫…足にはちょっとばかし自信があるからなあ…どや)


 人混み嫌いのランニングバック(俺)は、タックルで突進してくるディヘェンダーたちを(タック配物を運ぶムサいおっさんをたちを)掻き分け、さらにスピードを増す。


 階段のぼれば、あとは一直線——



俺「くっ…!?」



 ——あと一直線のところで足を滑らせた。


 コケまいとした左手は、斜め前に出て三本目の足に。バランスを求めた右手は、斜め上に伸びて天を差す。


俺「…………」


 気付けばスパイダーマンみたいなポーズを取っていた。


道行く女子高生「ぷぷっw」


 笑われて顔が赤くなったせいで、ますますスパイダーマンに似てしまった。






 やあやあ。こんばんわ。べつに恥ずかしかったわけじゃない、お兄ちゃん参上だ。


 照れてたとかそういうんじゃないぞう。ただ大袈裟に転んでオーディエンスの笑いを稼ぎたかったんだ。そう、それだ。


 さて。前述の通り俺は、足にはちょっとばかし自信がある。


 あるんだけど、体育で50メートル計るときなんかは、必ずロボット走りになってしまう。ターミネーターのようなハイスピードなそれじゃないぞう。ロボコップのスローリーなそれだ。


 なのに、何故そんな根拠の無い自信を持てるのかというとそれは、中学時代のある事件がきっかけになってるんだ。




 あれはたしか、中一の頃の話。デスノートの映画がやってた頃だから、だいたいそのくらいだろう。


 昼休みだった。俺がひとり机で読書をしていると——



N「ねえ栂、デスノートの映画もう見た?」



 ——ソイツにこんなことを言われたんだ。このソイツっていうのは、俺(当時)が小学生の頃から片思いしてたやつ。


 中一のときの俺よ、いまだから教えてやろう。この先中学を卒業するまで、ずーっと、お前はこの女が好きだ。だが卒業するまで一回も告白しない。


 だが教えてやろう! 気持ちはすでにバレバレだ。


 なぜなら——



当時の僕「えっ…!? ま、まだだよ」


N「そっか~」


当時の僕「……(アレ? これ僕もしかして誘われちゃった?)」


当時の僕「……(えうそ? あのNさんに? ずっと片思いだった兼、現在進行形片思い中のNさんに?)」


当時の僕「……」


当時の僕「(全速力で教室を飛び出しながら)生きてるって! 素晴らしいィィ!!」


Nを含む教室中のみんな「!?」



 ——こんなことばっかしてたからだ。


 ちなみに、光の速さで教室を飛び出したあとトイレに着いた俺は、個室に入って『ヨッシャアアア!』と叫んだ。生きてるって忙しい。


 自分の早とちりだったと気が付いたのは、手を洗い終えた後だ。生きてるって寂しい。




 この事件以来、足にちょっとばかしの自信を持つようになる。


 何故ちょっとばかしなのかと言うと、この事件のあと調子に乗った俺が、その年の体育祭でリレーメンバーに立候補したからだ。


 立候補して体育祭当日、全校生徒やNも見てる前でロボット走りを披露して、後ろの白組走者に抜かれてしまったからだ。


 まあ、ロボットはロボットでも、あんときの走りはロボコップのそれじゃなくてターミネーターのそれだったけどな。え、理由?


 走ってる途中でNと目が合ったからかな。えっへん←




 ターミネーター(俺の全速力)を出してもなお負けたあの日以来、公の場ではやはりロボコップで。


 バイトやら非公式の場では、ターミネーターで走って、すっころぶようになりましたとさ←



 
 

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『ニャーッ!!』


 真夜中! 窓から突然、猫が入ってきた!


『ガリッガリッ!!』


 そして、寝ている俺の肛門に爪を立てた!


俺『痛たたたた気持ちぃらめえええーーっ!!!!』




 ……という夢を見た←


 俺はバイトのある日は、帰り道に通る駐車場で、そこにいる野良猫と遊んでいる。遊びながら、肉体労働によって疲れた身体を癒やしているのだが——


 ——そういえば最近忙しくて、なかなか遊んでやれてなかったなあ。もしかしてそのせいでこんな悪夢を見てしまったのかもしれない。


 ふっふーあいつらめっ! 構ってほしくて夢にまででやがったな、可愛いやつめっ!


 俺は、やつらにもっと気持ちよくしてもらうため……じゃなかった、久しぶりにやつらと遊んでやるため、いつもの駐車場へ向かった。




ネコ「うにゃ~」


 駐車場に着くと、案の定そいつがいた。太陽の日射しと冬の冷たい風によって丁度よく温度設定されたコンクリートに寝そべっている。いやあ、可愛らしい。


 そのあまりの可愛らしさに欲望を抑えきれなくなった俺は——


俺「や ら ニャ い か」


 ——つなぎのファスナーを降ろすがごとくズボンのファスナーを、気持ちだけ、降ろした。(一応大衆の目があったので自重したぞう)


ネコ「うにゃ~(無視)」


 しかしネコは、対して動じることもなく(このへんは付き合いの長さだ)、ただそっぽを向いた。軽く棒にふられるヒューマノイド。


俺「ほ、放置プレーだとぅ……」


俺「そんなのって……そんなのって……」


俺「そんなのって! 興奮するじゃニャいかーーっ!!」


ネコ「うにゃ~♪ (道行くおばさんにエサをもらって喜んでいた)」






 徐々にMの(俺の)調教の仕方(扱い方)がうまくなってきている、S(ネコ)であった←