lazy-planet.ameba -9ページ目

lazy-planet.ameba

メインブログには書かないような推敲のない文章を書いています。

コーヒーが好きです。

 

おいしいコーヒーの淹れ方は、この本に教えてもらいました。

 

 

 

著者の庄野さんは、徳島で自家焙煎の技術を学んで、自分でカフェを起ち上げました。

今では、そのカフェは焙煎専門店として、イベントや雑貨・カフェなどの複合ショップ(14g)を別に起ち上げています。

 

ここで、ライターでもあり、雑貨店の店主でもある中川ちえさんとの対談の中で、おいしいコーヒーの淹れ方が紹介されています。

 

コーヒーの器具も一式、蔵前にあった中川さんの店で揃えました。(ここも今は移転してます)

 

 

庄野さんはアアルトコーヒーという店を作り、ブレンド豆を作っています。

今は、全国の雑貨屋などで、手に入るはずです。

「アアルトブレンド」というこの豆は、深煎りで、コーヒー独特の油の香が引き立つ、艶のある豆です。

 

これが、とてもおいしくて、一番愛用しています。

庄野さんの生き方は、とても魅力的です。

やりたいことのイメージをしっかり持って、カフェとしても焙煎所としても、妥協なく経営しています。いろんな人にコーヒーを知ってもらいたいと、さまざまな場所でイベントをしています。

 

そのあたりは、下に紹介する本にも詳しく書かれていますが、落ち着いた独特の文体でありながら確かな情熱も感じられます。

 

こんなふうに生きることができたら素晴らしいだろうな、と思いつつ現実に引き戻されながら日常を過ごしています。

 

 

 

 

コーヒーの絵本コーヒーの絵本
1,080円
Amazon

 

若干・・今さら、な話題ですが。

 

 

昨年から、ずっとテレビや雑誌でも何度も取り上げられていて、とても話題の本ですが、できれば自分の子どもには読ませたくない本だと思っています。

 


 

 


死を扱う絵本はたくさんありますが、この絵本はどこか「なんか感じ悪いよね」という違和感を覚えます。

大切な人がいなくなる、ということの重大さをあまりにも軽々しく描きすぎているからでしょうか。

ママがおばけにならなくても、子どもを大切に思う気持ちは伝えられるのでは。

 

いたずらにママがいなくなることの恐怖心をあおって、ママはどこにも行かないで、という気持ちを子どもに植え付けてしまうような気がします。

 

本当に、ママが子どものことを大切に思い、子どもにとって伝えなければいけない何かがあっておばけになるとすれば、それは「さよなら」という言葉ではないでしょうか。

 


突然訪れる死が、不幸にも現実のものとなってしまった子も世の中にはたくさんいます。

 


もう会えないことが信じられない、もっと一緒にいたかった、楽しかったときの思い出がめぐり、けんかしたり悪いことをしたことを後悔し、いろんな気持ちが湧いてきて整理がつかない、受け止められない。

 



そうした子どもたちのやりきれない思いは、ここでは全く掬い取られていないように思います。

 


ここで扱われている「死」は、あまりにも軽く、その軽さが大切な人の死や、そのさなかにめぐる様々な思いを軽んじているような気がします。

 


24時間テレビにあるようなただ感動を誘うだけの演出のような既視感を感じ、同時に不快感を拭いきれませんでした。

 

それが感動のポピュリズムだとすれば、そういうものなのかもしれませんが、正直演出が安っぽいうえに、軽々しさがあまりにも子どもの敏感な死への感覚をおざなりにしているような気がしてならないのです。

 

 

大切な人の死を軽々しく描写しないでください。

 

初めてリブログ。こんな便利機能が・・!!

 

とても気になるお店です。

久々に京都にでも行こうかな。

「子供の声うるさい」開園断念 千葉・市川

先日、この記事が話題になり、改めて

「子どもの声は騒音なのか」

「近隣住民への丁寧な説明がもっと必要」

「道が狭いせいもある、場所を考えて」

「そもそも保育園はなぜ増えないのか」

などさまざまな議論を呼びました。


さて、「保育園落ちた死ね!」の匿名ブログが話題になって、待機児童の多さは社会問題として十分に認識されつつあります。


そんな中なので、なおさら

「なんで保育園増えないの?」

「こんなに待機児童の問題があるのに、どうして反対するの?」

「子どもの声が騒音なんてひどい」

といった声が出てくるのも当然だと思います。



でも、現実には、閑静な住宅街で、日中介護をしながら、自分の休みも取りたいと思っているご夫婦や親子、夜勤明けでゆっくり家で寝たいのに、園庭でにぎわう子どもの声が気になる・・
様々な家庭があるなかに、そんな事情があるのも確かだと思います。

前提として、近隣住民の理解があって、地域のなかに受け入れられる保育園でなければ、保育園としての機能は十分に果たせないし、地域の人との日常のあいさつといった関わり合いも子どもの健全な成長のためにとても大事なことだと思います。
保育園があることで、近隣住民といがみ合っていたら、子どものためにも良くないでしょう。

そのため、あらかじめ建設する前に住民の方と十分な対話の時間を設ける、住民の方の要望に耳を傾ける、といったことが必要だと思います。


そのうえで、どのように保育園として騒音対策・防音対策、あるいは登園退園時の混雑の解消に向けて取り組めばいいでしょう。


最近建てられた保育園では、そういったことはもちろん、子どもの環境にも非常に配慮された作りになったいるものが多いです。

参考:【保育園】落ちても、死なないで!もっと広めたい素敵な保育園建築

それでも、そういった事例をまとめた記事は少なく、十分に優れた建築デザインの共有がされているとは言えない状況です。


そこで、いくつか考えられる建築デザインによる解決方法を考えてみたいと思います。

・窓の二重化・二重サッシによる防音


通常窓に使われるアルミサッシは、安価に供給できる一方で防音効果が低く、暖房効率も非常に悪いものです。
複層ガラス・樹脂サッシといったあたらしい技術によって格段に窓の性能は上がっているのですが、価格も相応に高いものになります。

窓の二重化は、比較的安価に、しかも簡単に行うことができ、既存の設備にも追加の設置が可能です。

防音効果も高く、暖房効率も上がります。
子どもの室内環境としても、冷暖房を控えることができ、よりよいものになります。

場合によっては近隣の方の住居を費用負担をして二重窓化してもいいと思います。
保育園の二重窓とダブルの効果が得られ、窓を閉めている限り、ほぼ音は聞こえてこないでしょう。


・園庭の中庭化

次に園庭です。

園庭はどうしても外なので、声が響いてしまうのではと思われがちですが、中庭に園庭を設けることで、建物自体が壁となり、音を遮ることができます。

中庭化が難しい場合、住宅がある面のみ明り取りの窓だけなど最低限の構造だけにして、すべて壁にしてしまう、という手法もあると思います。




また、最近では、屋上に園庭を設置する園も多いようです。

周囲の建物が園舎より低い場合なら、十分に音が漏れない施策が可能です。

その場合、安全面からも落下防止のために十分な高さの壁が設けられるかと思いますので、その壁を防音壁にすることで、音漏れを防ぐことができます。


・BGMの利用制限・禁止
教室内でのBGMの使用を原則禁止にします。
防音壁を施したホールのみ、BGMやピアノ演奏を可能にします。
各年齢・クラスごとで時間をずらして利用するなどで、十分に最小限の防音壁で音漏れを防ぐことができます。

また、最近ではサウンドマスキングシステム、消音装置といったものが、工場や会議室などでも利用されるようになっています。
こういった設備を備えることで、また防音対策にもなります。

もちろん、建物内の配置で、中庭のように、ホールを建物奥部に配置することでの防音なども可能です。

・敷地内の駐車・駐輪スペース

十分なスペースが取れるほど敷地に余裕があればいいのですが、前提として、原則車での送迎禁止にします。
どうしても送迎が必要な場合は、少し離れた場所に駐車場を保育園名義で借ります。
その場合も利用は許可制などのほうが良いでしょう。



狭い道路に面しているなどの場合、エントランスを広くとり、ポーチ化するなどによって、駐車・駐輪スペースを確保します。

駐輪スペースは送迎時の混雑を想定し、可能であれば送迎時に整理要員も配置することで、効率的にスペースが使えるようにできます。

規模にもよると思いますが、どうしても、給食の配送など、車の駐車が必要な場合があると思います。そのため、やはり車一台分が確保できると望ましいと思います。



他にも、様々な工夫がいっぱい凝らされた保育園は数多くあるはずです。
専門家が知恵を出して、子どものために素材を選び配置やデザインを考え、安全に配慮した設計をされています。当然、防音対策についても様々なアイデアが蓄積されていることと思います。

良い保育園がその街にあること、それ自体が街にとっての価値になるような、そうした保育園を事業者と保護者、地域の人が一体となって作ることができるのが理想かと思います。

葬儀場・ゴミ処理場・コンビニなど、近くにできたら嫌だなと思う建物は他にもいっぱいあると思いますが、保育園は工夫次第で、その街のシンボルとなるような価値のある建築にできるのでは、と思っています。

こどもの庭 仙田満+環境デザイン研究所の「園庭・園舎30」/世界文化社
¥5,832
Amazon.co.jp


人が集まる建築 環境×デザイン×こどもの研究 (講談社現代新書)/講談社
¥972
Amazon.co.jp

「小学校に入れない子どもはいないのに、どうして保育園に入れない子がいるんだろう?」

って思いませんか?

全ての子どもが小学校に入れるし、むしろ少子化で小学校は統廃合してるのに・・・



実際、保育園の数はどんどん増えています。昨年からの新制度で、保育園だけでなく小規模保育などさまざまな保育機関も拡充されています。


主な原因は、下記だと思います。


・働く女性が増えていて、保育園のニーズが増えている。

・保育園は増えているけど、そのニーズに追い付いていない。

・保育士が不足していて、保育園が開園できない。



※参考になるレポートは下記の池本さんのレポートです。(よくテレビでも解説されている方です)

「保育士不足を考える」 池本美香

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/jrireview/pdf/8162.pdf





保育園は増えている一方、幼稚園の数はどんどん減っています。
http://www.garbagenews.net/archives/2092001.html


幼稚園のほうが、預かり時間が短く、実際に就業中の女性のニーズに合わないからです。

じゃあ、幼稚園を保育園に変えればいいのに、とふつうは考えます。


そこで、保育園と幼稚園の統合、ということがずっと言われているのですが、なぜか全然うまくいっていません。


うまくいっていない主な原因は大人の事情縦割り行政、既得権益)です。


結局、子ども園というどっちつかずの園ができ、制度としてはかなり複雑なものになっています。
そういった背景もあり、保育園がニーズに合わせて増えていかない、ことがあります。



また、保育園をたくさん作っても、働ける保育士さんがいない、という事情があります。


保育士不足の大きな原因としての「給与の低さ」です。
http://nensyu-labo.com/sikaku_hoikusi.htm(年収ラボ 保育園)

他職種に比べ、月10万円ほど低いといわれています。


そのため保育士資格を持っていても働いていない、潜在保育士の方が多いです。

また、保育士の多くが女性であり、妊娠・出産を機に離職してしまうこともその一因にあります。

復職するインセンティブがあれば、当然戻るわけですが、現状の給与・労働環境は復職させるだけの魅力が無いようです。


保育士の給与は、すぐに「頭打ち」だといわれています。

(在職年数に応じて給与が上がる公務員を除き)常に新しい人材がサイクルする環境で、
労働単価が常に一定になってしまっているため、給与が上がりにくい環境になってしまっています。


本来であれば、その人のキャリアに合わせ、適切な研修や責任ある仕事によって能力をたかめ、その仕事の質によって適切に評価され給与に反映されるべきです。

しかし、保育士の「専門性」を高める議論まで、十分に至っておらず、適切な給与体系が作られていません。

保育士のなかでも栄養学、心理学、運動、経営、教育、地域・家族、などの分野で高度な専門知識を身に着けられるような上位資格を設け、単純な勤続年数に拠らない給与体系を作ることが求められてくると思います。




みんな保育園落ちてしまうのは・・

結局のところ、就学前の児童のためのお金が全然足りない、というところに尽きると思います。

それも、国が全力をあげて取り組んでくれないと、どうにもならないくらいに。



だからこそ、はてな匿名ブログの一記事が政治的なメッセージ性の強い運動にまで発展したのだと思います。



就学前の教育は、投資対効果が高い、という学術的な裏付けもあるとされています。

子どものための充実した保育・教育環境は、将来的な経済効果も生み出す、というところからも保育の重要性がもっと認識されるべきです。


もっとこの保育分野での関心が集まり、専門的な研究やジャーナリストによる実態調査など、どんどんこれから活発になることを期待しています。



日本の保育労働者―せめぎあう処遇改善と専門性/ひとなる書房
¥3,024
Amazon.co.jp