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メインブログには書かないような推敲のない文章を書いています。

つい最近、コワーキングスペースを利用することになりました。


私はいま関西在住なので、大阪中心に調べてみたのですが、
調べてみると本当にたくさんのコワーキングスペース・シェアオフィスがあって、
それぞれいいところがいっぱいあってどれもお洒落だなぁ、と感心しています。

大阪のコワーキングスペース・シェアオフィスまとめ

交流イベントやセミナーなども結構な頻度で開催されていて、どこも面白そうです。

私が選んだポイントとしては、

・立地がいい(いい人、面白い人が集まりそう)
・設備・環境がいい(静かで、お洒落、セキュリティも万全)
・安い(月額がかなり安いところを選びました・・)

といったところです。

今のところ、すごく快適に使えています。
単に集中する場所として、勉強部屋や作業スペース代わりでも全然使えそうです。

まだ、なかなか他の人と話す機会は少ないのですが、そうした交流もまた楽しいかな、と思います。

ここで、書いたかどうかもう覚えていないけれど、改めて考えをまとめるために書きます。

「ひとり出版社」として夏葉社を立ち上げ、本好きの書店員や本屋から親しまれる本を次々と出版されている島田さん。

その島田さんが仲間たちと、町の本有亜さんについて、一年間考えた、その本です。

帯には、こう書かれています。

「わたしたちの町には本屋さんが必要です。生活のすぐそばにある本屋さんの、これまでと、これからと、いま。みんなで考えた、あたらしい「町の本屋」論。」

町の本屋さんとは?

ここでいう、町の本屋とは、おしゃれなセレクトショップ型の本屋でもなく、大型の書店でもなく(それが一般的にはなってきているが)、だれでも気軽に立ち寄れるすぐそばにある町のなかの本屋さんのことだ。

その町に暮らす生活者のための本屋さん。ふだんから本と触れ合える、そして本をじぶんだけのものにできる場所。


私の本の思い出

自分のはじめての本との出会いは、やっぱり家族や親からの影響が強くあった。小学校高学年~中学生の頃。単純に家にあった本を読む、その多くは赤川次郎だったり宗田理といったミステリー小説や娯楽小説が中心だった。村上春樹を背伸びして読んだり。

高校くらいから、川上弘美が好きになり、徹底して読み漁った。川上弘美のおすすめする本も読むようになり、そこでひとつ自分の読書の方向性が定まっていった気がする。
種村季弘、稲垣足穂、といった幻想小説にいったり。

本屋さんはまちに一つ。小学校前にあって、学校帰りに通うことが多かった。
マンガ・小説も買っていたが、店のおじさん(友達のお父さんだった)に読んでる本を知られるのも気恥ずかしくて、そのうち足が遠のいていった。

ブックオフができてから、その影響は本当に大きかった。
中高生が気軽に入れて、たくさん本があってCDの掘り出しものを探したり、とにかく時間をつぶした大好きな場所だった。
ブックオフが既存の本屋や古本屋にとって脅威であり、そのおかげでつぶれた本屋もいっぱいあっただろうけど、ブックオフに育てられた読者がいるのもまた事実で、安易にブックオフの存在は否定したくないと今も思っている。

大学は京都だったため、古本屋をめぐるのが楽しかった。そのころ、地元では町の本屋さんがコンビニに代わり、ドラッグストアに代わっていった時期だった。
徐々にアマゾンが力を見せ始め、書店の衰退が叫ばれるようになった。
京都の丸善がつぶれて、カラオケ店に代わったとき、ちょうど就職活動をしている時で、この業界の厳しさを目の当たりにして、本は趣味、好きなことは仕事にしない、と決めた。

いま、リトルプレスや夏葉社さんのような、ニッチな市場が広がってきて、本の世界もまだまだ面白いと思っている。ブックフェスタ的なイベントも増えていると思う。新しいスタイルの本屋さんも大好きで足しげく通っている。そうしたものに参加しながら、自分も本屋さんのことについて考えてみたくなった、

本書を読んで

本書を読んで、それでも本屋さんの衰退は止まらない、と思っている。
本屋さんが町には必要です、と呼びかけて集まる人も多く、実際危機意識を抱いている一般の人も多いと思う。

一方で、大きな流れ、電子書籍・送料無料で翌日には届く大型ネットショップ、大量の在庫を抱えるブックオフなどの大型古書店、そういった流れに逆らいながら、従来どおりの町の本屋さんのままで維持をしていくことすら難しい状況が続いている。
ただただ右肩下がりに衰退していくなか、取次・雑誌や学参中心の売上だけでやっていくのは難しいと多くの書店は気づいている。

最近、新しい本屋はどこも文脈棚やセレクトショップ、雑貨店を意識したつくりをしているところが多い。
生き残りを考えたなかでの生存戦略の一つだ。
そうした傾向も面白い、と思う一方で、それだけではすでに物足りなくなっていると感じることも多い。

なぜ本屋は必要なのか

本書でも多くの人がその必要性を語っている。
以下は、個人的な思い。

本屋さんでの「偶然性による出会い」は、読書体験のなかでもっとも重要だと感じるからだ。

アマゾンやヨドバシでも買うことはできる、それはしかし自分で検索して目的のものがあらかじめ定まっているときだけである。

目的のものを目的どおりに買う、にはネット書店が圧倒的に便利だ。
足を運ばなくても、キーワードを打ち込んで、ボタンを押せば、家に届けてくれる。
電子書籍で読めるのものなら、すぐにダウンロードして読むことができる。
その便利さは、享受すべきものだと思う。

一方、ただなんとなく本屋さんによってみて、面白そうな本が置いてあるのをみて楽しむ、偶然手に取った本、装丁や実際の手触り、質感、そして読者なりの嗅覚を働かせて購入する、という本屋の体験は、読者にとってかけがえのない一冊との出会いにもつながるし、より本を好きになるきっかけにもなると思っている。

そうした体験が身近な場所でできなくなる、ということは多くの読者となるべき人にとって、重大な損失だと思っている。
本屋は開かれている場所であり、気軽に立ち寄ることができる場所であることで、読者を育てることができる。

本屋が失われることは、最終的には文化の喪失につながる、と思っている。

本が売れない、ということは作家の収入が減る、本に携わる全ての人の収入が減るということであり、読む側だけでなく、書く側の質の低下を招くことになる、

町に本屋がないことで、本に親しむことができず、読み手にも書き手にもならない人ばかりになってしまったら。

本はただ、知識や情報を得るだけのものではない。

知識や情報はいつも新しいものを教えてくれるが、そうした実用書とは別に、小説や古典は、ずっと変わらない人間の心理や感情を教えてくれる。

情報は絶えず変わる続けるが、人の感情は変わらない。

そうしたものを伝えていくためには、ただ実用性や利便性だけを求めた書店のあり方でいいのだろうか。

これからの本屋にできること

答えを出すことは本当に難しい。町の本屋さんがただあるだけでいい、という単純な願いを支えていくだけのことがいまの地方はもちろん、大都市ですら難しくなっている。

ただ「本屋会議」の最後に、希望となるような言葉が書かれている。

「町には本屋さんが必要です会議」の取材のなかで出会った広島の中学生の女の子の思いをつづった15枚の原稿用紙の文章。

それは、「私は、本が大好きです。」で始まり、
「本が好き」っていうだけで、世界が広がることもあるんだ。という一文が最終段落に締めくくられている。

この彼女の文章は、本を読むことに情熱を注いでくれる子どもたちが、まだたくさんいることを教えてくれている。

こうした「未来の読者を育てる」ことが今の本屋さんにできることではないだろうか。

小さい時から絵本を読ませる、ということでもいい。
何を読ませればいいかわからない育児世代もいっぱいいるだろう。
推薦図書はなんだかつまんないけど、もっと面白い本はない?と思う小中学生もいるんじゃないだろうか。

私なりに考えた一つの答えは、そうした子どもたちが将来、本を好きになってもらえて本のあり方について、またいろいろ考えてくれる。

そうした議論形成ができる土壌を作り上げていく地道な作業が必要だ、ということである。

そうした世代に働きかけること、とにかく本を好きになってもらうこと、そのための本屋さんの仕事を今後改めて、考えていきたい。



本屋会議/夏葉社
¥1,836
Amazon.co.jp
個人事業主やフリーでなにか仕事をしたい、独立したい、と思った時、いまや便利なサービスは溢れていて、そのおかげで、面倒な手続きや庶務的な作業をかなり軽減することができます。

個人的にも使いたい、使えそうなサービスをいくつかピックアップします。

・オンラインショップ
BASE

一番手軽に、そこそこきれいなUIで、スマホ対応もしている無料のオンラインショップサービスかと思います。

ECサイトの設計が面倒、とか大手サイトは月額料金が・・、とか考えなくてすみます。

あえて、デメリットをあげると、楽天やヤフーのショップのような集客力がない、自分で開拓する必要がある、といったところでしょうか。

・決済管理
スクエアレジ

最近、多くのカフェや店舗でも見かけるようになりました。
ipadやiphoneなどをレジ代わりに使うことができ、読み取り端末を接続することで、クレジット決済も可能なアプリです。
在庫管理や、レシートプリンタなどの周辺機器・会計アプリとの連携も可能で、実店舗を持ちたい、あるいはカフェを開きたい、という方にもオススメです。

クレジット決済の際の手数料3.25%のみで、これら無料の機能が使えます。

・タスク・スケジュール管理
サイボウズLive

スケジュールやTodoリスト、ファイル共有などが複数人の間で共有して使うことができます。
チャットなどもできるので、簡単なオンラインのやりとりや、伝言も可能です。

はじめは一人でも、シェアオフィスで知り合った人と一緒に仕事をすることになった、家族間で仕事の予定も共有したいなど、用途はさまざまに利用できるかと思います、
こちらも、無料で使えます。

・会計・伝票管理
Freee

会計系のクラウドサービスのなかでは最も知名度が高く、信頼できるサービスかと思います。

実運用にあたっては、おそらく月額980円(個人)の有料会員登録が必要になるかと思いますが、利便性や経理事務にかかる効率を考えると、確実におさえておきたいアプリかと思います。


そのほか、もちろんgoogleのサービス、gmailやカレンダーなどももちろん共有したり、様々な用途で活用できますし、何より全てクラウド上にデータを置くことで場所を選ばず、仕事をすることができます。

個人事業主や、小規模オフィスで自社サーバとか、正直かえって不安な時代なので、こうしたクラウドサービスはどんどん活用していってよいものだと思います。

こうした起業、副業、独立の敷居を下げてくれるサービスの充実は、雇用の不安がいつ自分にふりかかってくるか分からない世の中で、自分を守るサービスとして活用できたら、と思います。

パソコンを派手に落としてしまい、液晶が割れてしまいました。。

幸いにも、中身のデータは大丈夫だったのですが。。


仕方ないので、しばらくはスマホからの投稿です。


Amebaが最近メインになりつつあって、いけないなぁと思いつつ、意外とアクセスも多いし、検索にもよく上がってくるあたり、優れたプラットホームだと感じます。


コインの使い道がゲーム以外に無くて、あまり面白くないので、リクルートやyahoo&tsutayaみたいに他サービスと連携したら、もっと面白いプラットホームになるんじゃないかな、と思うところです。

とりあえず、スマホ投稿のテストでした。
空き家に関するお話。

タイトルのとおりの本を読みました。


(036)「空き家」が蝕む日本 (ポプラ新書)/ポプラ社
¥842
Amazon.co.jp


著者の問題意識はとてもよくわかって、すごく読みやすいのですが、
本としては最後に海外投資やエネルギー問題になぜか話が脱線して終わる、
というよくわからない展開でした。


とりあえず、家や不動産業に関する話題だけ。


・新築の分譲物件に対する政策が、賃貸物件や中古物件に比べて圧倒的に優遇されている

確かに、住宅ローン控除や固定資産税の軽減、住まい給付金なんてのもそうです。
ただ、賃貸向けにも若い世代の優遇や特優賃等の施策を含めさまざまな呼び込み策をとっている自治体もありますが、それについては書かれていません。


・その理由としては、住宅に関わる経済波及効果が大きい

家を建てると、建材屋が動き、電気屋が動き、水道ガス通信、家具屋・家電などなど様々な業界にお金が流れます。
そのため、経済振興策として安易に新築不動産を建設することが使われてきた、という。

・また住宅価格を設定する相場や一元的なデータが整っていない

資産として購入する際に、お金を借りる人にリスクがあるかどうかの属性データのみがローンの審査の対象となり、現地の物件がいくらか、などといったことはほとんど考慮に入れられない。

新築物件は特に価格の下落幅が大きい。
中古物件について、評価や性能に関する一元的なデータがなく、維持管理することで物件価格を上昇させられる、といった共通理解がない。

・結果として、新築物件に意図的にニーズを向けられ、物件数が増えることで、空き家が増加する

・対策として掲げているのは法改正と住宅診断による適正価格の是正。

といったところでした。


確かに、その通りだな、という感じなのですが、都心の空き家問題と、地方の空き家問題、
それぞれに解決へのアプローチは異なってくるような気がします。

都心では過剰な開発によるものもあれば、地方では単純に人口流出による空き家もある。
共通するものとしては、高齢化による管理者不在などもあるかと思います。それぞれ、個別的な問題で、地域のコミュニティのなかでうまく空き家を利用している例もあります。

そうした事例をモデルケースとして、全国的に利用できるよう、各自治体の行動もそうですが、個人・民間レベルでできることもありそうです。

ただ、それとは別に空き家が増え続けていくのには、大きな流れはこの本に書かれている通りのことが行われているからだと思います。

個人的にも、新築物件がこんなにたくさん建てられることや、先の見通しも立たないのに安易に20年以上のローンを組むことなど、家に関する「一般的」とされる慣行に違和感を覚えます。

「空き家」が多くなると何が問題になるか、というと、地域のコミュニティ・マンションの自治管理が成り立たない、スラム化しやすい、治安・安全衛生面の悪化、等が挙げられます。

土地や家は、不動産という資産であると同時に、すごく思い入れがあったり、先祖代々継いでいるものだったりと、とても感情に左右されやすいものでもあります。
そのために、合理性だけでは解決できない側面もあるわけで、「空き家」にまつわる諸問題は、大きな流れの中で顕在化するとともに、その複雑性から解決しづらいものになっている気がします。

データベースの構築や、制度で解決できる部分は解決し、長期的に解決しなければならない問題は、人と人との間で、コミュニティの中で、それぞれ解決していく。


なんだか優等生的な回答しかできないので、もう少しこの問題について、書かれている本、探してみます。