クラウドファンディング、面白そうだなぁと思っていて、いろいろアイデアを妄想することがあります。
当然、この仕組みを使う以上は、多くの人の共感を得るような、社会的な公益性の高い事業でなければならない。
一つの仮想課題として、
「絵本や児童書専門の古本屋を廃校や公民館を使って開業する」というアイデアから、クラウドファンディング用の文章を作成してみます。

町の本屋さんは年々減少しつつあり、特に地方においては子どもたちが本に触れるためには、郊外や都市の大型ショッピングモールに足を運ぶ必要があります。
一方で、少子化による影響で使われなくなった校舎がそのままになっていたり、あるいは住む人が少なくなったにもかかわらず、バブル時代に大量供給された公民館が維持管理コストだけ行政が負担したまま残されていたりします。
それらを利用して、
「本屋の無くなった地方で、廃校・公民館を利用して子どものための本屋さん」を開業したいと考えています。
まず実際に、その町にどういったニーズがあるのか、ということについて調査します。
そのうえで、適した立地・条件に合致する公民館をその周辺に探します。
その多くは、行政の管理下や既に売却済みのものもあります。
そこで、行政との連携や地元の自治会との交渉等が必要になります。
無事、利用の許可が得られた段階で、内装・設備・実際に売るための商品の仕入れを行います。
同時に、広告宣伝のためのホームページ・チラシの作成及び、イベント企画を行います。
イベントは特に重要な点で、人の集まりにくい地方で定期的に人を呼び込むための装置として、必要不可欠なものになります。
開催可能なイベントとしては、ブックフェア・朗読会・音楽ライブ・絵本の読み聞かせ・著名な作家や芸術家の講演や展示などが挙げられます。
その、それぞれの段階で、かなりの費用を必要とします。
とりわけ、現段階で想定される費用として、
・内装工事・備品什器購入:100万円
・物件取得費用:100万円
・広告宣伝費:50万円
・当座の運営資金:100万円
が考えられます。
皆様から集められた資金は、これらの費用の充填に使わせていただきます。
また、収支報告書につきましては、HP上で一般公開し、事業の透明性を確保します。
さて、ここで統廃合された学校の図書館や町の図書館を利用すればいい、という声もあるかと思います。
しかし、より多くの本に親しみ、親子でコミュニケーションを取りながら本を選びそれを大切に読み継いでいくには、図書館だけでは不十分です。
図書館は、幅広い多くの本をアーカイブし、利用者がそれを閲覧する、という機能を担っていますが、新刊を読むために何十件の予約を待つものでもありませんし、また本を繰り返し何度も読み聞かせる、あるいは読み返す、ということもできません。
自分で字を読めない乳幼児にとって、繰り返し繰り返し親から絵本を読んでもらうことは、科学的にも言語能力や表現力などの向上に寄与することが証明されています。
英語の勉強法にシャドウィングという技法がありますが、それに似た効果が絵本の読み聞かせにはあります。
また、自分で本が読めるようになったら、どんどん自分でその世界を広げていくことができる環境が必要になります。
図書館は無料で、気軽に利用できる一方で、当然制約もあり、なかなか読みたいときにすぐ読むことはできません。
本屋は、お客さんのニーズをくみ取り、確実に読みたい本を届ける、そして読んでもらいたい本をそっと棚に忍ばせておく、そんな場所だと思っています。
そして、お客さんが偶然そうしたものに出会う機会を楽しみに待っています。
それは、けして図書館と競合するものではなく、共生していけるものだと思います。
お小遣いで買った本、父母から買ってもらった本は、家に持ち帰って、自分の本棚においておくことのできる特別な一冊になります。
家に本棚があり、そこに本が並んでいるということ、親子で日常的に読書をしているということは、子どもにとって想像力を豊かにし、心の発達を促す素晴らしい環境となります。
いま、本屋が減少しているという現実、そしてグローバル化や経済合理性の追求による人文系学問の減少は、長く親しまれてきた日本語で読まれる文学・文化の衰退をもたらしつつあります。
本の売上減少は、出版業界・書店にだけ影響するものではなく、作家の利益減少、作家の成り手の減少にもつながり、それは文化的な衰退につながるものです。
私たちは、
いま未来の子どもたちに長く日本のなかで親しまれてきた文化を伝えていく必要があります。
絵本や児童書にこだわる理由はここにあります。
私たちは「未来の読者」を育てていきたいと考えています。
未来の読者を育てることが、将来にわたって「本屋」が生き残る唯一の方法だと感じています。
いま、子どもたちが本に触れる機会を失えば、将来にわたってその機会は訪れないでしょう。
そうした危機感を私たちは抱いています。
実際に、事業を行うとすれば、行政とのパートナーシップ(PPP)も必要になるかもしれません。しかし、維持管理にあたっては持続可能でなければならず、基本的には自分たちで食っていける態勢を整えたいと思います。
また、多くの人手も必要とする事業だと思っていますので、資金の募集と同時に人材の募集も行っています。
私たちの理念に共感していただける方で、協力をしていただけるという方は、もちろん様々な形での協力が可能です。
クラウドファンディングでの寄付・現地での作業手伝い・運営後お客さんとしての来訪。
どんな形でもかまいません。
ぜひ「未来の読者を育てたい」という思いを実現させられるよう、ご支援のほどよろしくお願いします。
・1000円の寄付
サンクスレターの送付
特製ポストカード1枚
特製しおり1枚
・3000円の寄付
サンクスレターの送付
特製ポストカード1枚特製しおり1枚
特製エコバック1袋
・5000円の寄付
サンクスレターの送付特製ポストカード1枚特製しおり1枚
特製エコバック1袋HP内及び本屋内掲示板にお名前及びHP等のリンク掲載
・10000円の寄付
サンクスレターの送付特製ポストカード1枚特製しおり1枚
HP内及び本屋内掲示板にお名前及びHP等のリンク掲載
本屋内に一箱古本箱設置
(ご自身のお持ちの古本をワイン箱一箱(20冊程度)に詰め、金額を設定してください、実際の売上分をお振込みします)
・30000円の寄付
サンクスレターの送付特製ポストカード1枚特製しおり1枚
HP内及び本屋内掲示板にお名前及びHP等のリンク掲載
本屋内ギャラリーでの展示・2週間無料券
・50000円の寄付
サンクスレターの送付特製ポストカード1枚特製しおり1枚
HP内及び本屋内掲示板にお名前及びHP等のリンク掲載
本屋内イベントスペースでのイベント開催無料券
・100000円の寄付
サンクスレターの送付特製ポストカード1枚特製しおり1枚
HP内及び本屋内掲示板にお名前及びHP等のリンク掲載
本屋内イベントスペースでのイベント開催無料券1年間オススメの絵本2冊ずつ(計24冊)を毎月発送
って感じだろうか。
実際に、協力してくれる人がいないと、実現性はあまり無いかと思うので、やっぱり妄想はここまでにしておいて、またいろいろと日常のことを考えようかと思います。