同友会的ランチェスター経営のすすめ | 経営のヒント★ランチェスター戦略眼

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起業30年目の飲食グループ経営
&竹田ランチェスター広島代表塾長が
日々の経営や自己啓発で得た学びやヒントを
「ランチェスター戦略眼」を通した
ブログの更新をしていきたいと思います
日々の経営に悩む塾生やビジネスパーソンのヒントに!

ご無沙汰しております汗

最近は別のブログを更新してまして
          
広島流川「サードプレイス」リニューアル日記

こちらはサボり気味でしたがお蔭様で「ランチェスター経営広島」も

色々な動きが出てきましたので、こちらもボチボチ更新していきます


さて、昨日は私が支部長を務めている

広島県中小企業家同友会 広島東支部 南2地区会の

11月例会で経営の体験報告をしてまいりました



報告の内容は本題にもあった

「同友会的ランチェスター経営のすすめ」

私の27年の経営を振り返りつつ

同友会とランチェスター経営をどう活用してきたか

また同友会の勉強とランチェスター経営の相性が良い

との話を中心に90分のところ10分オーバーの100分間

熱く語らしていただきました


で、何が相性がよいのか?


同友会では経営計画書は「経営指針書」とされてます

同友会活動の柱となるもので、

「経営指針のない経営は羅針盤のない航海に等しい」といわれます



その経営指針書づくりとランチェスター経営が相性がピッタリです

なぜ、そこまで言い切れるかは

私が昔、経営指針書づくりに取り組んだ時に

戦略が分からず色々と調べてるうちに

竹田先生の著書に出会い「弱者の戦略」をはじめて知り

自社の基本方針を「弱者の戦略ルール」にしたからです



では何が相性が良いのか?

昨日、お話しした内容をご紹介します


経営指針書の現在の枠組みは

経営理念(経営哲学・存在意義)

経営戦略(ビジョン・方針)

経営計画(実行計画・個人目標)

と大きく3つのパートに分かれてます

そして

その中の「経営戦略」がビジョンと方針となってます

ビジョンは戦略か?

そして方針は戦略になるのか?


基本的に戦略とは、競争(戦争)に勝つため生まれてきた概念です

ということは戦略とは竹田先生の造語である「競観」が

おもな観かたになります

反対の観かたが「主観」となり、これは「方針」に当たると思います


そうです!方針は戦略にはあたりません

自社はこうしていくぞ!という方向性をさし示すのが方針であり

ライバルとの競争に「この様にして勝つ」シナリオが戦略となります


3年ほど前、私の尊敬するキンミヤ焼酎で有名で

中同協の副会長でもある宮崎本店の宮崎社長とお話しした時

「同友会の会員さんは理念があっても戦略がない人が多い」

との話をしたしていただきました

それは「経営戦略=ビジョン・方針」となって

本当の意味の「戦略」が理解できてないからでしょう


同友会発行の「経営指針作成の手引き」に戦略について書かれてます

「中小企業はいつも厳しい条件のもとで経営を強いられてます。

(中略)このようなしがらみをどのように乗り越えていくか、

これを考えるのが戦略です。」

戦略負けない体制を作ることです。(中略)

これに対し戦術は与えられた条件のもとで戦いに勝つ

ことを目的としています」 

この文章を基に経営戦略と戦術を考えるのは難しいと思います

そこで経営指針書の弱点?でもある「経営戦略」の柱に

ランチェスター弱者の戦略を当てはめれば

中小企業にとって最適な経営指針が作成できます


その方法で私は経営指針書の作成ができました

これが私の「同友会的ランチェスター経営のすすめ」となります


このブログの読者で経営者の方

同友会も本当に良い会なので

勉強したい経営者にぜひおすすめします

興味がある方はお気軽にメッセージをお願いします♪