車業界の弱者の戦略 | 経営のヒント★ランチェスター戦略眼

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起業30年目の飲食グループ経営
&竹田ランチェスター広島代表塾長が
日々の経営や自己啓発で得た学びやヒントを
「ランチェスター戦略眼」を通した
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先日、4月7日号の日経MJに面白い記事が
ランチェスター戦略眼
ぴったりな記事だったのでご紹介しますキラキラ



規模捨て車の魅力追求
富士重工の吉永社長へのインタビュー記事


内容は
現在「スバル」は絶好調
2014年度3月期は売上、利益とも過去最高


その理由が
世界シェア1%の会社が生き残るために採った
規模を追わない経営

シェア率で言えば3%もしくは7%
存在シェアと言われこれを割ると存在できない
と認識されてる数字(異説あります)


そのシェアの中で規模の価値観を捨て
価値を訴求する


その戦略方針の基づき
安心と愉しさの提供の追求にシフトチェンジ
アイサイトの開発などでそれを具現化


また強みでもあり弱みでもあったスバル独自の
水平対向エンジンの強みを伸ばし
SUV(多目的スポーツ車)に重点を置き
広告にもSUV販売数No.1との広告を展開



その他マーケティングでは有名人を使った広告をやめ
『ぶつからない車』だけ1本に絞る広告を



この絞込みで「男車」のスバル車が
奥様族が「アイサイトちょうだい」と注文が入るくらい
客筋が広がった


などなど弱者の戦
に通じる話が満載でしたじゅる・・


当然、発祥が飛行機メーカーで
基本的な技術力が昔から高いコトが前提での話


それをベースに弱者の戦略の徹底
これからのスバル車が楽しみですね
おんぷ