毎年、我が家ではこの時期はお盆の行事で、お坊さんがいらして読経していた だく。
それほど大掛かりな事はしないけど、それでもお盆用のセッティングをしていると、
「ああもうこういう季節になったんだなあ」とちょっとしみじみ。
この時期幾度となく読んでいるのは、久生十蘭のお盆にちなんだ2つの短編「黄泉から」と「生霊」。
タイトルはちょっとおどろおどろしいけど、どちらも胸を締め付けられるような不思議でせつない、
美しい小説。
明治に生まれ、フランスにレンズ工学と演劇を学びに留学し、帰国後は多彩なジャンルの小説を発表し、その文体は練りに練った芳醇なもの。何度読み返しても、独特のリズム感はまさに職人芸で飽きさせない。
ペンネームは「久しく生きとらん、食うとらん」をもじったもの。その名のごとく55歳で急逝。
彼の本は今でも入手できるのかしらん。ご興味のあるかたはぜひ、ご一読を。昭和初期、戦前から戦後にかけての、日本のさまざなな人の営みが、さながら名画をみているように蘇ってきます。
それほど大掛かりな事はしないけど、それでもお盆用のセッティングをしていると、
「ああもうこういう季節になったんだなあ」とちょっとしみじみ。
この時期幾度となく読んでいるのは、久生十蘭のお盆にちなんだ2つの短編「黄泉から」と「生霊」。
タイトルはちょっとおどろおどろしいけど、どちらも胸を締め付けられるような不思議でせつない、
美しい小説。
明治に生まれ、フランスにレンズ工学と演劇を学びに留学し、帰国後は多彩なジャンルの小説を発表し、その文体は練りに練った芳醇なもの。何度読み返しても、独特のリズム感はまさに職人芸で飽きさせない。
ペンネームは「久しく生きとらん、食うとらん」をもじったもの。その名のごとく55歳で急逝。
彼の本は今でも入手できるのかしらん。ご興味のあるかたはぜひ、ご一読を。昭和初期、戦前から戦後にかけての、日本のさまざなな人の営みが、さながら名画をみているように蘇ってきます。